天理高校出場辞退 | 若い奴らには負けたくない野球おやじ

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まもなく50歳という年齢に到達する野球オヤジです。もう動きは昔のようにはいかなくなってますが、でも、若いものにはまだまだ気持ちでは絶対に負けたくありません!往年のアベレージヒッター!(ホームランバッターではありません (^^ゞ )

 最後の夏の大会前に何故?


 春の選抜に21回、夏の甲子園大会に25回、春夏3回の優勝を

ほこる、あの奈良県の天理高校が夏の大会出場を辞退する事に!

 原因は今月1日に、雨天で練習時間が短いのを喜んでいた2年生

3人の態度に腹をたて、3年生4人が殴るなどの暴力行為をふるい、

1人が顏の骨を折って、鼓膜が破れるなどしたという。その行為を

3年生は『顔にボールが当たったと言え』と口止めしていた。

 
 しかし、そこまでの怪我をしたものがいるのに口止めですむはず

がないのは分かるだろう。

 当然、外部から情報が入り、事態が判明した。


 この件で、天理高校は今回の事態を重く受け止め、監督、部長を

解任し、間もなく開かれる夏の甲子園大会奈良県大会の出場を辞退

することにした。また、暴力をふるった3年生4人は無期停学処分

とした。


 最後の夏を暴力を振るった3年生はどう思っていたんだろうか?

 この位の事は上手く知られないように出来るさという軽い気持ち

からやったのか。それとも、こういう行為は日常茶飯事に行われて

いたんだろうか?


 人を傷つけるという事は、自分も傷ついているという事を分かって

いるだろうか?

 
 こういう事件が起こるという事は、当然監督の教えが子供達に対し

そういう行為をさせてしまっている可能性もあったんでは?


 最近は、野球だけ出来ればいいっていう考えの監督さんは徐々に

少なくなっていると思う。野球を通して、人として成長させる事に

重きをおいている監督が増えてきているような気がする。

 それを考えると、今回のこのような行為は、人の痛みを知るという

事を教えられてなかったかなぁ?


 本当に野球をやっている同じ仲間として、彼らの行為は非常に残念

でならない!



 心と心のキャッチボールも大事だよ!