
自動車が嫌いなんだ。
不自然な感じがする。
鉄製の箱の中に入って、右足でペダル押し込むだけで、好きな時に好きなだけスピードを出せて、何処へでも行けてしまう。
人生を言葉にならないほど色鮮やかにして、
世界を大きく加速させる。
本気で自動車が嫌いで、乗りたくも見たくもない!
ってわけじゃない。
ただ違和感を感じるんだ。
例えるならば、
食べ物が持つ本来の味、期限、色、食感を操作する添加物。
自動車は人間にとって、添加物のようなものだと思う。
とても身近で、私たちの生活を支えてきる。
しかし、取りすぎ注意。
使用者に多くの便益を与える、反面、生命・健康・安全などの市民の基本的権利を侵害する存在でもある。
この損失は社会全体が被るものであり、社会的費用と言われてる。

