雨が降ったり、寒くなったり、
暑くなったり、雹が降ったり。。。

変な天気が続いておりますオーストラリアですが、
皆様のところはいかがですか?
ちょいと前のお話ですが、ブログに載せようと思って
すっかり忘れていました。
パピーやってくれたシリーズ(6)で、
パピーが消化してくれたものの話を書きましたが、
そのパピーもビックリ!

この8ヶ月になるチョコラブのGrizzlyくん、
な、なんと、
2.5カラットのダイヤモンドリング

食してしまったそうです。

Herald Sun紙によるとGrizzlyくんの飼い主は、
婚約指輪と結婚指輪をベッドサイドテーブルに置いて外出。
注)通常、婚約指輪には宝石がついていて、結婚指輪はシンプルなリングで、
二つ一緒につけてる人がこちらでは多いです。
家に帰ってみると、結婚指輪がベッドの上に転がっていて、
2.5カラットのダイヤの指輪が見当たらない。。。
Grizzlyくんを疑った飼い主は、獣医へGrizzlyくんを連行、
レントゲン検査の結果。。。
指輪を発見!
そして待ち受けていた飼い主によって無事救出(?)
でかっ!
いや~!ラブは何食べるか分かりませんね~
皆様も気をつけてくださいね!
ということで、では始めましょう
どんな質問でもパピーに代わって
ゆたろうがお答えする!
Q&A
Questions and Answers
第二弾です。
Q2
いつもコメントを下さるりゅうくんのママさんからのご質問です。
>パピーちゃんの「ふと思い出したエピソード」とかね、オーストラリアの「犬猫事情」とかね(重くなりそうだけどね)知りたいな。
私は後回しね?

では気を取り直して、オーストラリアの「犬猫事情」を
私が知っている範囲で書いてみます。
オーストラリアで動物保護の団体といえば、
RSPCA (Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals)です。
元々はイギリスのチャリティー団体だったのですが、オーストラリアでも
1981年からRSPCA Australiaとして活動しています。
その活動の幅は広く、コアラやカンガルーといった
野生動物の保護から、迷子犬猫の保護、
犬猫の里親探し、アニマルシェルターの管理、動物虐待の調査等々、
幅広い活動をしています。
そのRSPCAの2014年のデータによると、
オーストラリア家庭の約63%がペットを飼っていて
推算で約3千3百万(33,000,000)匹のペットが飼われています。
現在のオーストラリアの人口が約23,920,000人ですから、
人間よりペットの数が多いですよね!
内訳は犬が一番多く39%、猫が29%。
幼少時代にペットと共に育った経験のあるオーストラリア人は
全体の約83%になります。
RSPCA Australia knowledgebase
どおりで動物好きの人が多い訳だ。
でも動物好きの人が多いからといって、
捨てられる犬猫がいない訳ではありません。
RSPCAの2014年7月~2015年6月のデータによると、
全豪のRSPCAアニマルシェルターで引き取った動物の総数は133,495匹。
その内、犬が46,595匹、猫が52,804匹でした。
その犬猫達がどうなったかのレポートもありましたので翻訳してみました。
最近犬はマイクロチップの導入が進んでいるため、飼い主へ返還できるケースが増えているそうですが、猫はまだまだその数が少なく、一旦迷子になると、飼い主の元へ返れないケースが多いようです。
安楽死させた場合の理由もきちんとウェブサイトにのせています。
犬の場合
●問題行動(攻撃性)がトレーニングを行なっても治らなかった ー 69.48%
●疾患・医学的理由 ー 21.58%
●感染症 ー 3.74%
●法律問題 ー 4.39%
●その他 ー 0.81%
猫の場合
●野猫(野生化して家猫になれない) ー 31%
●問題行動(攻撃性)がトレーニングを行なっても治らなかった ー 16.36%
●疾患・医学的理由 ー 16.97%
●感染症 ー 26.60%
●法律問題 ー 0.01%
●その他 ー 9.059%
猫の野生化はこちらでは大問題です。
野生化した猫による鳥や小動物の被害の数は増えていて、
絶滅の危機にある動物達のいるエリアでどうやって猫の野生化を
阻止するかという話し合いはよくもたれています。
データに基づいた話ばっかりになってしまいました。
私の周りの話をさせて頂くと、
友人や知り合いやご近所の人々でペットを飼ってないのは現在、
もしかしたら、私一人かもしれません。
ご近所はみんな犬か猫、あるいはオカメインコや鳥を飼ってるし、
友人知人もみんな犬か猫、あるいは両方飼ってます。。。
むむむ、やはりペット人口(?)は高いな、オーストラリア!(笑)
最近はペットショップで子犬子猫を買わずに、RSPCAのアニマルシェルターから引き取って里親になる人も増えてきています。
動物への虐待問題もあります。
最近問題になっていたのは、Greyhound グレイハウンド種に行なわせる競馬ならぬ
競犬。こちらでは競馬と共に人気があるのですが、そのグレイハウンドのブリーダーで、走れなくなった犬を放置して死なせたり、競犬のトレーニング用に、生きたウサギを餌に使ったりしているのをRSPCAが告訴し、競犬ライセンスを取り消させたりしていました。
こちらでは動物愛護法は州によって規定が違うのですが、
最高はニューサウスウェールズ州と西オーストラリア州で禁固5年。
罰金の最高額はクィーンスランド州で、
企業の場合が 500,000ドル(約5千万円)
個人の場合が 100,000ドル(約1千万円)です。
全体的に見て、緑も豊かで広々とした公園の多いオーストラリア、
ペット達は幸せそうに見えます。
全世界で幸せなペット達が増えていきますように。
こんな感じでいかがでしょうか、りゅうママさん?
他にもご質問、お待ちしてますよ~!
では次回は☆AIチン☆さんからのご質問にお答えしますね!
ではまた~!
JUSTYさん
http://ameblo.jp/kyousuke-atsuko/
このWebサイトは安全です。
Trend プロテクト