こんにちは~

ゴールデンウィークをいかがお過ごしですか?

って、実は昨日友だちにラインで教えられるまで
ゴールデンウィークの存在を忘れていた、ゆたろうです。。。

こちらはあちこちで大雨、嵐が続き、洪水の被害が広がっております。
ゴールデンウィーク中にオーストラリア東海岸をご旅行の予定の方は

傘をお忘れなく

いや、それだけじゃなくって、

洪水警報 に気をつけて下さいね。



さて、今日は「今だから言える、パピーの出産秘話(1)」の続き
第二話です!

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お年頃を迎えたパピーの周囲をうろつく、
野良犬(?首輪はついてたんですよね)Spotty。

フェンスを飛び越えてまで思いを遂げようとする、
Spottyに脅威を感じた私は、
パピーにお見合いを強制することにしました。
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知り合いの知り合いの知り合いに、
イエローラブの男の子を飼っている人を発見。
お年もパピーに近く、ちょっと小柄だけど、
性格もとっても良い。

よーし、お婿はこの子だ!


と勝手に決定。その名も「Hervey」。

三日間、その大事な箱入り息子をうちでお預かりすることになりました。

さあ!パピーは気に入ってくれるか?

ほーら、ご対面~

白っぽいのが若かりし頃のパピーですが、

このイヤそうな顔をご覧下さい。


まず、知らない犬が自分の庭に入って来るのが許せない。

「あんた、誰?」

何しに来たのよ?

まず、ワンワンワンワン吠えまくります。。。

お隣の人はビックリ。
パピーは不審者が来ない限り、吠えない子だったからです。

まずい。。。やはり初対面のお見合いは無理であったか。。。

いや、三日間あるし、その間に事情は飲み込んでくれるハズだ。
どっちもシーズンなんだし。


私の考えの甘さがすぐに発覚します。


Herveyは、パピーの事を気に入ってくれたみたいで、
優しく接してくれています。
おもちゃを持ってきてあげてみたり、
一緒に遊ぼうってさそってみたり。。。

でも、パピーの方は。。。

ウーッっとうなるばかりで、フセの体制から動こうとしません。


ほら、パピー、遊ぼうってゆってくれてるじゃないの。
一緒に遊びなさい。

やなこった。


んまああああ!そんな失礼な娘に育てた記憶はありませんよっ!!

と奥様のような発言をしてみましたが、
一日経ち、二日経っても、パピーの態度は変わりません。

おまけに優しいHerveyの分の
ご飯を全部食べてしまうのです!

可哀想なHervey、三日目の朝には
シューンと片隅に座って、動かなくなっちゃいました。。。

迎えに来た飼い主の人にひたすら謝る私。
帰って行くHerveyの姿を嬉しそうにシッポを振って見送るパピー。。。

親不孝もの!

ということで、
第一回目のお見合い結婚は見事失敗に終わりました。

でも一回の失敗で諦めるような、ゆたろうではありません。

すぐに第二回目のお見合いを計画します。


しかし、問題はSpottyです。
いつ忍び込んで来るか分からない状態では、
おちおちパピーを一人でトイレに行かす事もできません。

そこで、市役所に連絡をとってみると、
野犬捕獲用の罠を貸してくれるというではありませんか!
そりゃーいい案かも!と早速お願いしました。

どんな罠がやってくるかと楽しみにしていたところへ、
トラックが到着しました。

そして配達されたのは。。。

巨大なネズミ捕りのような罠。

↑ これの犬が入るサイズをご想像下さい ↑


えー、犬も同じ方法で捕まるのかなあ???

ってゆーか、これで捕まる犬って結構ねけてない?


と疑いつつ、エサに肉のかたまりをつけ、

パピーに、「これに入っちゃダメよ!」と
きつく言いつけました。

その日の夕方。

夕食の準備をしていると、

ガチャーン!

罠の扉が閉まる音がしました!

やった!ついにSpotty捕獲成功!!??

と家族全員で罠にダッシュ!

罠の中にいたのは!
パピーでした!

。。。

「その中が一番安全だよねー」
「そうだよねー、そこで一晩すごしなねー」

と、イヤミを放つ家族の顔を眺めながら
彼女は

「お肉美味しかったよー
ご機嫌さまでございました。。。



困ったお嬢の話はまだまだ続きます。。。


ではまた~