こんばんは~

クリスマスショッピングに翻弄されている、ゆたろうです。

もう何買っていいのか、わからなくなってきました。

クリスマスはこちらではやはり、メインイベントですから、

日本のお正月の準備のように、結構やることがたくさんあります。。。

そして毎年この時期は、
パピーが太ってしまうのです。

なので今年は絶対に太らせない!

パピー閉じ込め作戦 実行計画中。

そのためにわざわざ、私の小さなオフィスにエアコンを設置。
(コ、コスト高~)

お客様がきている時は、ここへ閉じ込めてしまおうという作戦です。

そんな事も知らずに、幸せそうにお昼寝中のパピー


作戦が成功するかどうか、乞うご期待!


さて、今日はパピーが本物の(?)パピーだった時の写真を公開しちゃいまーす

写真の写真を撮ったので、影が写ってます。
心霊写真じゃありませんよ~(笑)

パピーとはいっても、そんなにパピーじゃないか。。。

おそらくうちに来てから1ヶ月ぐらいかな?

あの頃はちゃんとお座りして、カメラ目線で写真撮らせてくれてたのに、

最近はなぜに拒絶する?


しかし考えてみれば、お座りも、お手も、伏せも、

指を指した人へ走って行くのも(どんな躾やねん)

これといったトレーニングもせずに覚えていったパピー。

も、もしかして、天才?


と思いきや、お散歩は超NG。


走る。止まる。走る。曲がる。急に反対方向へ戻る。飛び跳ねる。

他の犬がいるところへ直行する。

他の犬が歩いて来ると、ヒモがからむまでぐるぐる回る。

ひっぱられて、ひっくり返った事は数知れず。。。

今でこそ、ゆっくり優雅なお散歩ですが、

若かりし頃のお散歩は、ホント大変でした。


近所の人々には

Who is taking who for a walk?
誰が誰を散歩に連れて行ってるの?

と聞かれ。。。もちろん、パピーが私を散歩に連れて行ってるのさ。
(やけくそ)


お散歩と言えば、もう一つ、パピーの逸話があります。

まだパピーが若かりし頃、日本から学生ビザで来ていたお友だちがいました。

彼女は犬が大好きなんですが、学生では犬を飼う事はできません。

そこでうちによく遊びに来て、パピーと遊んでくれていました。

そんなある日。

「ねえ、パピーをお散歩に連れて行っていい?」


えっ? いや、あの、その、パピーはゆうこと聞かないし

「ぜーんぜん、気にしないよ?」


いや、そーじゃなくて、引っ張るし。こけるよ?

普通のお散歩は無理だよ?

「大丈夫。力あるから。おねがーい!!」


そ、そう?そこまでゆうんなら。。。

すぐ帰ってきてね。



彼女はもうご機嫌で、パピーとでかけて行きました。。。

心配で待つ事30分。

1時間。

2時間。

2時間半!?

ま、まさか、交通事故にでもあったんじゃ?!


その頃はまだ携帯電話なんて普通じゃなかったし、

連絡のつけようがありません。

冷や汗をかきながら待つ事、3時間半

真剣に警察に連絡しようかと思ったその時、電話が鳴りました!
(公衆電話からかけてきてました)

「今どこにいるのおおおおおお?」

「わかんない。。。」

わ、わかんない?

「うん、パピーの行く方へついていったんだけど、いつまでたっても家につかないの。普通の散歩コースって決まってないの?」

。。。パピーには帰巣本能がないのよ。。。


そうなんです。パピーは無理矢理連れて帰らない限り、
お散歩を半永久的に続けてしまうのです。

「えー!だって普通、犬ってちゃんと家に帰るじゃない?」


いや、だから、パピーは普通じゃないんだってばさ。

「ここはどこー???」

それはこっちが聞きたい。


運が良い事に、その頃のオーストラリアの公衆電話は課金制ではなく、固定料金。

つまり、1個コインを入れれば、市内通話は何時間でも話せたんです。

これが日本の公衆電話で10円しかもってなかったらと思うと。。。
気が遠くなります。

まずは、何か目立つものはないか聞き、(あ、スーパーがある!)

ストリートサインを探させ、(あ、xxxxストリートって書いてある!)

とにかくそこから動くな!と言って、車で直行!!!

うちから、軽く3駅離れたスーパーマーケットの駐車場で

一人と一匹を無事に確保。

友人は疲れ果てていましたが、パピーは
「帰りは車でらくちん

と、超ご機嫌でございました。


それ以来、パピーのお散歩は家族のものしか連れて行っていません。


ここで世界の七不思議。

うちのが日本から遊びに来たとき、止めるのも聞かず、
(彼が聞く訳はない)

勝手にパピーを連れてお散歩に行きましたが、

無事帰ってきました。

あー、世界って不思議。


ではまた~