――山納銀之輔氏にまつわる新たな証言から考える
近年、各地で「持続可能な暮らし」や「自然と共生する生き方」を掲げた村づくりや教育イベントが注目されている。
そのような場に登壇する人物の一人として、山納銀之輔氏は一定の影響力を持ってきた。
だが、その背景には看過できない問題が存在している。
昨年、あるシングルマザーA氏が山納氏から「真剣な交際」を持ちかけられたことをきっかけに、
石垣島への移住を決断した。だが、その際、山納氏が既婚者であるという事実は伏せられていたという。
移住後、A氏は娘(当時19歳)と共に、氏の主導する建築活動に「ボランティア」として参加していた。
報酬はなく、いわば無償の労働に近い形だった。
さらに問題なのは、その娘に対しても山納氏が言い寄っていたという証言が新たに浮上した点だ。
母親と関係を持ちながら、未成年に近い年齢の娘にも同様の行為を試みる
――これは、倫理的にも社会的にも到底容認されるべきではない。
こうした背景を持つ人物が、今度は「子どもの教育」をテーマにしたイベントを主催するという。
果たして、他者の家庭や未成年者に対して適切な距離感を持てない人物に、教育を語る資格があるのだろうか。
加えて、氏に関しては「報酬未払い」や「誤解を招く広報活動」など、
他にも複数のトラブルが報告されており、被害は現在も進行形だという。
社会における啓発活動や教育事業は、本来、信頼を土台とした営みであるべきだ。
その信頼が内側から崩れているならば、それは警鐘として受け止めるべきだろう。
私たち一人ひとりが、表面的な言葉や理念だけでなく、
その人物の行動と誠実さに目を向けることが、今こそ求められている。