「森に籠もり、文明から離れて0円生活をしていた」

と語る男、山納銀之輔。
“自称エコビレッジビルダー”として、YouTubeや講演会、書籍などで

「狩猟採取で1年半生活していた」というライフストーリーを繰り返し語っています。

しかし、その裏では驚くような事実が存在します。

 


■ ビジネスコンテストに出場、最優秀賞を受賞していた!?

彼が「森に籠もっていた」と主張する真っ最中、2013年11月にはなんと本名である

「山納敏之」名義で自営業者としてビジネスプランコンテストに出場し、最優秀賞を受賞

この功績は地方紙にも掲載され、堂々たる“起業家”として紹介されています。

「狩猟採取だけで生きていた」「お金を一切使わなかった」という設定と、
実際にビジネスプランを提出し表彰されるほどの営業活動をしていた事実。

──これ、矛盾していませんか?

 


■ 普段語る内容は「嘘だらけ」

山納氏が発信しているライフスタイルは、聞こえのいい言葉で飾られた“虚構”が多く含まれています。

  • 自給自足をうたいながら、実際には行政や支援者に依存

  • 税金逃れを公言し、違法性のある「生活術」を発信

  • クリーンで自然派のイメージとは裏腹に、人間関係や金銭トラブルも多数

書籍、講演、YouTube動画──どれも表向きは「夢のような自然生活」「自由な生き方」をアピールしていますが、

その裏にある現実は非常に乖離しているのです。


■ アイデアとプレゼン力はある、しかし「決定的な欠落」も

山納氏の魅力は確かにあります。プレゼンテーションの説得力、独特のキャラ、アイデア力。
しかしその才能を他人を不幸にする方向へ使ってしまう危うさもまた、彼の特徴です。

  • 共感したファンが巻き込まれて金銭的・精神的に疲弊

  • 関係者に責任を押しつけ、自分は“スピリチュアル”や“自己責任論”で逃げる

  • 一部の信者的フォロワーを使い、批判者を排除しようとする

このような人物が「持続可能な未来」「地域再生」「教育」などといったテーマに関わっていること自体、

大きな問題ではないでしょうか。


📌 注意喚起

山納銀之輔(山納敏之)は、耳障りのいい言葉を使って人を惹きつける巧妙なストーリーテラーです。

しかしその語る内容の多くは演出に満ち、現実とは大きく異なります。

プレゼン力があるだけに、信じてしまいやすい。
でもその裏にある“決定的な欠落”に気づけるかどうかが、分かれ目です。

信じたいのではなく、見抜く目を持つことが大切です。

 

※ アイデアは評価されているが実際に実用化や成果は皆無。それには残念な理由があるのです。(過去記事参照)

 

 

参考記事: