被害報告があっても…なぜ「山納氏とのコラボ」が続くのか?

■ 現実に起きている、被害者置き去りのスピリチュアルイベント

近日、さとうみつろう氏が山納銀之輔氏とコラボイベントを開催すると発表しました。
すでに山納氏については、複数の関係者や元関係者から、金銭トラブル、虚偽、人格攻撃、精神的ハラスメントなどの具体的な被害証言が寄せられています。

しかし、それらの声は黙殺されたまま、イベントは平然と進行されようとしています。

■ 「気づかぬふり」は、加担と同じ

この状況を見て、過去に傷つけられた被害者がどれほど深く傷つくか。
再び「加害者が善人としてもてはやされている」様子を目にすることが、どれほどの苦痛になるか。
そうした声に真摯に向き合わず、「知らない」「関係ない」と無反応を貫くことは、加害行為を黙認しているのと同じことではないでしょうか?

■ コラボする側は、信頼の連鎖を生み出す責任がある

有名人やインフルエンサーは「誰と組むか」によって、その人の価値を保証しているのと同じです。
ましてや有料イベントであれば、「この人は信頼できる」と思い込んだ参加者がまた新たな被害に巻き込まれる可能性もあります。

だからこそ、コラボレーションを行う側には、自分が与える影響力に対する説明責任と倫理観が求められます。

■ 被害者が気分を害するのは当然です

「なぜあの人が今も堂々と活動を?」「なぜ誰も止めないのか?」
そんな声を上げることすら憚られるような空気が、スピリチュアル界隈にはあります。しかし、声を上げることは悪ではありません。黙っている方が、結果的に加害者を野放しにするのです。

あなたが気分を害するのは自然な感情です。正義感に基づいたその感覚は、決して間違っていません。