■繰り返される“虚構の愛”──言葉と行動の乖離
この人物には、特定の対人行動パターンが見られます。
イベントやワークショップにおいては、
周囲に彼のパートナーとみられる女性(由起子氏、旧・美和氏など)が同席している状況が多く、
ターゲットとなる女性への直接的な接触は控える傾向にあります。
しかし、その場を離れて単独になると、
LINEなどを介して個別に接触。非常に親密な言葉で距離を縮めようとします。
「結婚しよう」「子どもが欲しい」「君だけだ」──といった言葉を多用し、
恋愛関係の確立を急ぎます。
さらに興味深いのは、同時に複数の女性に類似のアプローチをしていた点です。
由起子氏など既存関係の有無について問われると、
「ストーカー対策で“嫁”と言っているだけ」「自分は独身」と説明するケースが確認されています。
その後、相手の女性が妊娠や将来の生活設計に関する話を持ち出すと、
連絡を絶ち、最終的には女性側を「ストーカー」などと周囲に説明し関係を断つ流れが見られました。
この一連の行動は、
虚偽の親密性による関係構築→要求の増大に伴う離脱→責任転嫁という明確な構造を持っており、
極めて計算されたものであると考えられます。