山西です
お盆も過ぎて、夏ももうすぐ終わりですね
ちょっと前までは、この時期によくテレビのアンビリーバボーという番組では、
「心霊写真特集」が行われていましたが、最近は見かけません
なぜでしょう?
これには理由があると思います
心霊写真が以前ほど、集まらないのです!
そもそも、心霊写真の多くは「霊が写っているのではない」と、思われます
心霊写真には、大きく分けて3種類あります
それは、
1・背景の山肌や滝のようなものに、霊の顔が写っているもの
2・光の筋や光の玉が写りこんでいるもの
3・あり得ない場所にハッキリとした人間の一部が、写っているもの
このうち3の変形として、「被写体となった人間の一部が欠けて写っているもの」が
あります
さて、1・背景の山肌や滝のようなものに、霊の顔が写っているものの、ほとんどは心
霊写真ではないと考えられます
このような写真は、最初見たときにどこに霊が写っているのが分からないものが、
多くあります
それが「この場所!」と指摘されると、そこに顔が見えてぞっとするというパターンが
多いものです
これは後で解説します
2と3が心霊写真でないなら、どういうことが考えられるかというと、これはカメラの
2重写りです
つまりフィルムを巻き上げる機能が不完全なカメラで、シャッター用のバネは巻き取っ
たが、フィルムはそのままで写してしまったというケースです
その結果、1枚の写真に2つのシーンを重ねて取ってしまった像が写りこんでしまうと
、そのような写真ができます
さてそんな感じの心霊写真が大量に出回った時期を考えると、これは使い捨てのカメラ
が出回りはじめた時期と一致することに、気がつきます
現在デジタル写真が主流になり、携帯電話にカメラ機能がついていて、当時より写真を
とることがはるかに多くなりました
しかし、心霊写真が当時よりはるかに多く報告されているということはありません
ということは・・・!
つまり初期のころのレンズ付きフイルム(使い捨てのカメラ)には、不良品が多くそん
な動作不良がよく発生していたのです
その結果、集合写真の後ろに去年死んだTくんが、写っていたと思われるような写真が
出来上がっていた可能性があります
つまりこれはUFOと同じで、その写真の99パーセントは、心霊写真ではないと考え
られます(残り1パーセントは分かりませんが・・・)
問題は、テレビでこのような写真が取り上げられたとき、必ず霊能力者と自称する人が
現れて「これはこの場所で自殺した人です」とか、解説をすることです
あの解説は、絶対に真実かそうでないかを、検証することができません
そして、私の見解では霊能力者と自称する人は、そういう自分の「霊感」に対して強い
自信を持っています
けっしてウソを言っているつもりがない人が、多いのです
しかし、本人がウソを言っているつもりがないとしても、真実であるとは限りません
このようなテレビ番組の作り方は問題が多いのですが、心霊写真特集はこういうパター
ンに出来上がっているので、自称霊能力者の活躍の場となっています
さて、1・背景の山肌や滝のようなものに、霊の顔が写っているものの、ほとんどは心
霊写真ではないと考えられます
これは後で解説しますと、言いました
このような写真は、最初見たときにどこに霊が写っているのが分からないものが、
多くあります
それが「この場所!」と指摘されると、そこに顔が見えてぞっとするというパターンが
多いものです
さて心理トリックで紹介される「ルービンの壺」をご存じでしょうか?
これはある図形が、白い部分に注目すると壺に見えて、黒い部分に注目すると、女性の
横顔に見えるというトリックの絵を言います
この「ルービンの壺」ですが、黒い部分に注目していったん女性の横顔に見えはじめる
と、なかなかその印象を消すことが難しくなります
これは人間の脳に、その原因があります
人間は顔の表情から相手の心理を読もうとする、特別の回路が脳内に存在していて、こ
れはとても強力な作用を持っています
つまりどんな曖昧なものからでも、それを人間の顔に認識しようとする作用が強いので
す
このため、背景の山肌や滝のようなものでも、いったんそこから「人間の目や口」を見
つけると、無理やりに人間の顔を見てしまうような作用があります
これは赤ん坊の時から、母親の顔を認識して、言葉を使わずにコミニュケーションしよ
うとする人間の基本的機能ですから、非常に強力です
ですから、いったん顔に見えるものを見つけると、それをずっと顔だと認識することに
なります
これが1のタイプのほとんどの心霊写真の、正体だと思われます
ということで、このような心霊写真のように「いったんそれが人間の顔に見えると、ど
うしても顔にしか見えない」仕組みは、脳の基本的な働きのひとつです
その結果、私たちは現実を本当に正しくは、理解することができません!
これを盲点(スコトーマ)といいます
じつはこのような「現実を本当に正しくは理解することができないこと」は、常識にと
らわれたり、専門的知識を身につければつけるほど、多くなるものです
つまりある分野で成功しようとして、専門的知識を身につけるほど、その分野での画期
的成功は望めなくなります
皮肉なものです
こういう事情で、ある分野での画期的成功というのは、しろうとや新参者によってもた
らされた例が世の中にはゴロゴロしています
しろうとや知識がないということは、じつは成功への近道なのです
先日、矢田亜希子の元夫である押尾学が逮捕されたとき、某通販会社社長所有の高級マ
ンションに居たと報道されています
この通販会社社長とは、ピーチジョンの野間口氏であると分かってきました
ところでこの野間口氏とは、若いときから苦労をして、あるとき女性用下着の通販を始
めて大成功した人物です
その成功のカギをみると、中高生のための下着の販売と、通信販売を組み合わせたとこ
ろにあったと思われます
つまり現代の女子中高生には派手な下着の需要が高かったけれど、それを気軽に手にす
ることができる店がなかったのです
特に田舎では、そのような店がなかったのです
そのような事情が、中高生のための下着の販売と、通信販売を組み合わせたことを、大
成功させる下地になったと考えられます
おそらくセシールのような通販大手には、女子中高生には派手な下着の需要が高いとい
う、現状認識がなかったのだと思われます
それが当時の「業界の常識」だったのです
つまり野間口氏の成功のカギは、しろうとの発想であると思われます
つまり、野間口氏とは「しろうとのたんなるおねえちゃん」です!
なぜかというと、ネットでの野間口氏の報道は、失礼ながらあまり知的な印象を受ける
のものではありません
ネット上での報道が現実の野間口氏に近いものであっても、彼女はテレビコマーシャル
を打てるほどの、企業のオーナーなのです
おそらくテレビコマーシャルの企画などは、有能なスタッフが行っていると思われます
が、その原点は「中高生のための下着の販売と、通信販売を組み合わせたこと」、ただそ
れだけです
このぐらいであれば、誰にでも思いつくことができると思いがちですが、じつは後知恵
でしか思いつくことができません、普通の人には・・・・
これがスコトーマの力です!
つまりスコトーマをなくすことができれば、じつは誰の頭の中にある普通の知識でも、
成功の種は眠っていることがわかります
それも無尽蔵に!
そういうことを解説したセミナーを、行いたいと思いますので・・・・・・
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