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【押尾学に見る人生転落の原因】
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つい先日、
MDMA使用の疑いで、
俳優の押尾容疑者が逮捕されましたが、
これには人生に良くある落とし穴にはまったのではないかと、
私には思われます


苫米地博士の最近の著書では、
コンフォートゾーンという言葉が出てきます


これは自分がそのポジションに居ると、
快適に感じられるような心理的場所というような意味です
しかし、これは通常言われるような、
「快適に感じられる」とは違います


たとえば、宝くじで1億円当った人が、
あわててそれを使いきってしまうようなことがあります
あれは、
これまでの貧乏暮らしが自分のコンフォートゾーンだと、
その人は感じているということです


つまり、表面意識が感じる「快適さ」と、
潜在意識が感じる「コンフォートゾーン」は別物なのです


これから推測して、
押尾容疑者も同じような思いを、
潜在意識で持っていた可能性が疑われるのです


つまり妻である矢田亜希子さんに対して、
「深い満足をしていた」のではないでしょうか?
その裏には、
押尾容疑者の深層心理があると思います


彼のインタビュー映像をみると、
記者たちに対する強い警戒感が感じられます
まぜ、強い警戒が必要というと、
本当の自分を知られたくない思いがあったと考えられます


つまり、
彼の深層心理的には
「自分が大物ではない!」という劣等感があったと推測できます

彼の経歴をみると、
いわゆるツッパリドラマで20歳で人気を得て、
その後順調に仕事を伸ばしてきた印象があります
かといって、有名な代表作があるわけではありません


冷静に彼の業績を分析すれば、
うまくいってVシネマの帝王レベル、
悪くすると芳賀研二のようになると予想できます
本人も自分がツッパリドラマ出身の、
そういう役柄しかこなせない自分の実力を感じていたと思います


そういう自信のなさが、
記者会見でのああいう態度になっていたと感じられます


それが、
人気女優を妻にして、
そのポジションに深く満足していたのではないでしょうか?


普通に考えれば、
深く満足していたなら、
浮気などするはずがないと思われがちです


しかし、深層心理は違います


「そのポジションに深く満足していた」ということは、
「そのポジション」が自分の期待する位置よりも高いところにあると、
感じられたということです


重要なので、もう一度いいます!

「そのポジション」が自分の期待する位置よりも高いところにあると、
感じられたということが、「満足」という感情の源です!


そうすると、
「人気女優を妻にしているポジション」は、
彼の深層心理にとってコンフォートゾーンよりも高い位置にあると、
感じられてしまうのです


そう感じた深層心理には、ホメオスタシスが働いて、
コンフォートゾーンに彼のポジションを引き戻そうとする力が働きます


これは「宝くじで1億円当った人が、
あわててそれを使いきってしまうようなこと」と、
まったく同じ心理です


つまり彼の別居の原因となった女性問題や、
麻薬使用も、深層心理にホメオスタシスが働いた結果だと推測できます
その作用の結果、
彼の望みどうり「自分には高級すぎる」妻との別離となったと、思われます


同時期に起こった女優酒井法子の夫の逮捕や、
藤原紀香の夫だったお笑い芸人にも、
同様の心理が働いた可能性が疑われます