くらやみ祭り | アンクルコアラのブログ

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日本酒、ラグビー、美術展、日本古代史、その他ランダムに雑感を綴って行きます。気まぐれなので更新は不定期かも?

府中・大国魂神社の例大祭として、ゴールデンウイークに行われる「くらやみ祭り」。

私は近隣の調布に10年以上住んでいるが、これまで観に行ったことがなかった。

今年はメインの神輿渡御が5日の金曜日と日並びが良いこともあり、行って見ようということになった。

神輿渡御は午後6時から始まるので、30分前に伊勢丹とフォーリスの間の道路脇に陣取った。

しかし今の季節は6時どころか7時になっても明るく、「くらやみ祭り」の雰囲気が出ないが仕方がない。

先触れの行列、お囃子、獅子頭の行進が気分を盛り上げ、先ずは大太鼓が勇壮に打ち鳴らしながら練り歩く。
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大太鼓で邪気を祓うのだろう、腹の底まで響き渡る太鼓の音に度肝を抜かれた。
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それから一之宮を先頭に六之宮まで、金色に輝く神輿が進んで行く。
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祇園祭や川越祭りのような派手な趣向がある訳ではないが、武蔵国の中心である大国魂神社で、1000年以上続いている伝統の重さを感じさせた。

ちなみに三之宮・四之宮・五之宮は埼玉、六之宮は横浜であることからも、大国魂神社のスケールの大きさが偲ばれる。

それぞれの神輿は1000kgを超えるが、女性を含む若い衆は物ともせず元気に練り歩いていた。

それにしても大変な混みようだった。混迷を深める内外の状況、先が読めない今日にあって神様に縋りたい庶民の思いが強いということかも知れない。
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