従って出社の都度、簡単に年始の挨拶を交わす程度で直ぐに仕事に取り掛かる。
昔であれば若手女子社員は振袖姿で現れ、社長の年始挨拶の後は職場単位で祝い酒を頂いた後は近隣の神社に初詣に繰り出したものだった。
今や隔世の感があり、日本の会社もビジネスのプロフェッショナル集団に成長したかと思いたいが、未だに1月4日には殆ど仕事らしい仕事はないのである。
相変わらず営業部隊は年始の挨拶回りで不在だし、管理部門も終日業者の挨拶を受けるだけだ。
むしろ昔の方がメリハリがあったのかも知れない。まあ女子社員にとっては晴着着用の負担が軽減されたことは良かっただろうが。
ともあれ今日は慣らし運転、明日から本格稼働と割り切って6時前には会社を後にした。
夕食は鴨鍋をつつきながら、「福寿 純米吟醸 原酒」を頂く。山中教授のノーベル賞受賞記念レセプションで供されて有名になった神戸の銘柄だ。
名前が正月に相応しく目出度いので、ここ数年正月に飲んでいる。
今年も美味い酒に美味い料理に拘って、楽しい1年を過ごしたいものだ。
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