今年の回顧、最終回は日本酒編である。
今年これまでと大きく異なるのは、再雇用社員となって外飲みがかなり減ったことである。
外飲みが少なくなると、未知の酒との出会いが激減する。家飲みの場合はこれまでに飲んだことのある自分の好みの酒を買って来て飲むからだ。
従って今年新しく出会った酒は殆どないので、例年と異なるマイベストのチョイスは難しくなる。
その中で、三軒茶屋・赤鬼で初めて飲んだ「亀齢」(長野)を今年のマイベストとしたい。
日本酒に関する本や雑誌で高く評価されているので、一度飲んでみたいと思っていたが、仲々機会がなかっただけに、赤鬼で見付けた時は嬉しかった。
味も私好みの旨口で、酒飲みから評価されるだけのことはある。来年も「亀齢」を飲みに三軒茶屋に行かねばなるまい。
特別賞は東京農大ブランドを冠する「常盤乃松風」。農大の学生が造ったものではないが、農大OBにより作られた酒米を農大OBの酒蔵で醸造した酒だから、確かに農大の酒である。
吟醸らしい華やかな味わいも水準以上であり、この酒と出会ったことも今年の収穫と言えるだろう。
来年も外飲みの機会が増える訳ではない。会社を軸としたこれまでの酒飲みスタイルを変えて、私流の酒場放浪記を綴って行きたい。
そのためにも生活習慣病にならないよう、節制と運動を心掛けたい。
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