野球日本代表チーム「侍JAPAN」が強化試合で苦戦している。
メキシコと1勝1敗で星を分けた後、今日はオランダとの試合。これまた大苦戦で、両国とも投手陣がピリッとせず逆転の応酬の挙げ句、延長10回タイブレークの果てに何とかサヨナラ勝ちした。
オランダとは言ってもカリブ海に浮かぶキュラソーなどオランダ領の黒人選手が主力で、メジャーで活躍する選手もいるから、油断は出来ないことは分かっている。最近のWBCや欧州選手権などの国際大会でも好成績を残しているし、我が国のプロ野球でもヤクルトのバレンティンが王貞治のホームラン記録を塗り替えた記憶も新しい。
しかし日本での試合、シーズンが終って選手達も身体のオーバーホールも出来ている侍JAPANがこれ程苦戦するのを見ると、日本は本当に野球大国なのか?と疑問が湧く。
WBCも第一回・第二回と連覇したが前回は3位に甘んじたし、小久保監督になってからのWBCプレミア12も韓国につまらん逆転負けを喫している。
特に投手陣が抑えきれない。ダルビッシュ・田中将大・前田健太という真のエース級が参加していないし、大谷翔平も今回は打者としての参加だ。
しかし野村や石川らではメキシコ・オランダあたりすら抑えきれないのだから、メジャー組の参加がなければ米国・韓国・キューバ・ドミニカなどの強豪国に勝つことは至難の技である。
今や我が国は野球大国ではなく、中堅レベルであることを自覚して、勝つためには何が必要かを一から考え直した方が良いだろう。
実際昨日・今日は大谷翔平が居なかったら勝利は覚束なかっただろう。
そもそもWBCプレミアで韓国に逆転負けした時から思っているのだが、侍JAPANの監督は本当に小久保で良いのか?
良く考えないと、2020年の東京五輪の競技種目として復活したまでは良かったが、残念な結果に終わることもないとは言えないだろう。
投打に大谷翔平がフル回転したら期待できるかも知れないが、その頃大谷翔平はメジャーに居て、五輪不参加と言うこともあり得るのだから。
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