早慶戦 | アンクルコアラのブログ

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この秋の東京六大学野球リーグ戦は明治が優勝し、この土日に行われた早慶戦は優勝がかからない、単なる消化試合となったのは残念だった。

しかしリーグ戦全体はともかく、早慶戦は別格の風情がある。

しかもこのところ5シーズン連続で早稲田に勝ち点を献上する情けない情勢にあった。

それを吹き飛ばしたのは、ドラフト会議で広島に一位指名された加藤の快投だった。土曜日の第一戦は3安打12奪三振、月曜日の第三戦は2安打8奪三振で早稲田を葬り去った。

加藤の活躍で久々に溜飲を下げることが出来た。この調子で広島でも成功して欲しい。

この加藤、中学時代は捕手としてシニアで活躍していたが、塾高に入学してから投手に転向したことが大正解だった訳だ。

塾高の上田監督(当時)の眼力は流石だが、加藤がそのまま捕手を続けていたらどうなったかは誰にも分からない。

ひょっとしたら今年のドラフトで捕手として1位指名されたかも知れないし、塾高でレギュラーすら取れず野球生活を断念したかも知れない。

今でも打力はかなりのものであり、強肩強打の捕手として大成したと思うので、広島で投手としてダメならまた捕手に戻ったらドラマである。まあタラレバの話をしても仕方がないが。

ただ来年、加藤のいない慶應投手陣はかなりの弱体が予想される。来春は有望投手の入部が切に望まれる。今年の甲子園準優勝投手である、北海高校のエース大西のAO合格が噂されているが、さてどうだろうか?取らぬ狸の皮算用はやめて、果報は寝て待った方が良いのかも知れない。



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