酒と肴の味紀行 | アンクルコアラのブログ

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日本酒、ラグビー、美術展、日本古代史、その他ランダムに雑感を綴って行きます。気まぐれなので更新は不定期かも?

またまた池袋西武で、魅力ある催しが行われている。称して「酒と肴の味紀行」。同時開催の「伊勢志摩味めぐり」とコラボした楽しいイベントである。
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全国数カ所の酒蔵による試飲ブースと、各地の自慢の肴が出展している。
そして会場中央には特設の日本酒バーで、各酒蔵自慢の酒と、それにマッチした肴を楽しめる。

ブースで試飲して、気に入ったら日本酒バーでじっくり飲め、更に1.8ℓもしくは720㎖のボトルを購入出来る、上手いシステムである。

試飲ブースでは川中島幻舞(長野)、三千盛(岐阜)、川鶴(香川)、楯野川(山形)を楽しみ、日本酒バーへ。
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バーでの有料試飲でも、選んだのは川中島幻舞・楯野川・川鶴の三種。肴は牡蠣の塩辛、鴨の山椒煮、干物串(サゴシ、シイラ)である。
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飲んでいる途中で、川中島幻舞の酒蔵である酒千藏野の女性杜氏、千野麻里子女史によるトークショーが始まった。

千野女史は東京農大で微生物や醸造を学んで実家の酒蔵に帰り、8年の修業を経て杜氏になったそうだ。

酒造りに必要な酒米の調達、酒蔵の統率などの苦労話は面白かった。昔は女人禁制だった酒蔵を継いでからの苦労は大変だっただろうが、そんなことは全く感じさせない明るさがある。酒と同様、千野女史のファンになった。
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バーで飲み終わった後で、幻舞と三千盛を買って帰路に就いた。すっかり出来上がっていたことは言うまでもない。



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