慶應ラグビー終戦 | アンクルコアラのブログ

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全国大学ラグビー選手権も今日でセカンドステージが終り、帝京・明治・東海・大東の4強が確定した。

C組で最有力と目されていた筑波を破った大東が勝ち上がり、番狂わせとなった以外は極めて順当な結果となった。

対抗戦グループ5位の慶應義塾は、筑波・同志社・大東と同じC組で、元々劣勢と目されていたが、予想を遙かに超える不甲斐ない試合振りで、今日で今季は終戦となった。

対同志社8-36、対大東14-40、対筑波7-64の、これ以上ない完敗には沈黙せざるを得ない。

対抗戦グループにおいても帝京・明治に大敗し、弱体振りが伝えられた早稲田にもロスタイムに逆転負け、青学にも前半は負けていた。

「帝京を倒す」をスローガンにヘッドコーチに就任した金澤氏だが、現実は余りにも厳しいシーズンとなった。

和田前監督時代には、対抗戦グループで下位に甘んじても、大学選手権予選では勝負強く勝ち上がり、ベスト4に名乗りをあげていたものだが、今年は残念ながら年を越せなかった。

そもそも今季は、花園に出場した塾高メンバーや東海大仰星、常翔学園などからの有望新人が多く入部し、先行きが楽しみだった。

それが新人お披露目の、学内のラグビー同好会との練習試合で敗北した時から、雲行きが怪しくなった。

帝京に勝つどころか、オープン戦で負け続けても、金澤HCからの肉声は聞こえて来なかった。

口癖のように「ブレイクダウンにフォーカスする」と言っていたが、今季のブレイクダウンの弱さは例年にないものだった。

長いこと慶應ラグビーを見て来たが、これ程惨めな終戦はちょっと記憶にない。

これからどう立て直して行くのか、今は予想も付かない。(この項続く)



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