黄葉見SAKE2015 | アンクルコアラのブログ

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日本酒、ラグビー、美術展、日本古代史、その他ランダムに雑感を綴って行きます。気まぐれなので更新は不定期かも?

今週火曜日から土曜日まで、靖国神社境内で開催された、黄葉見SAKE2015を覗いて見た。

この催しは、ライトアップされた境内のイチョウを愛でながら、全国200蔵以上の酒蔵から集まった地酒を味わう、酒飲みにとって堪らない趣向の催しである。

開催直前に、靖国神社内のトイレで爆発物が見付かり、イベント開催が危ぶまれたが、スケジュール通り開催の運びとなった。

今週は寒い日が多かったが、比較的穏やかな金曜日に、会社の帰りに立ち寄って見た。

九段下で下車し、靖国神社の大鳥居まで来るとチケット売場が見える。昼間からやっていることもあるが、結構な人出である。
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残念ながら現時点でのイチョウの色付きは今ひとつで、葉は黄色と緑色が半々ていうところか。
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地酒の方も、既に売切れとなったものもかなりある。しかし折角来たのだから、2000円払ってチケットを購入するとお猪口が2つ付いて来る。このお猪口で、好きな地酒を5杯飲める仕組みである。

最初の一杯は、かつて奥飛騨の平湯温泉に行った時に飲んで美味かった深山菊(岐阜)。

うーん、その後美味い地酒を飲み付けているせいか、残念ながら昔程美味いと感じられない。

境内には、酒だけではなく全国からおつまみの屋台が軒を連ねている。

取り敢えず近くにある屋台で買った能登豚の串焼と牛スジ煮込みをアテに、更に杯を重ねて行く。

次は龍力(兵庫)と睡龍(奈良)。龍力は大吟醸らしいピュアな飲み口でやや甘目だが美味い。一方睡龍は、力強いがやや重い。以前燗で飲んだ時には仲々美味いと感じたから、燗で真価を発揮する酒なのかも知れない。

最後は秀鳳(山形)と帝松(埼玉)。秀鳳はブランド米のつや姫で造った酒、確かに華やかな味わいが気に入った。一方の帝松は、知人の母方の実家であり、前から飲んでみたかった酒である。力強さと繊細さが共存していて、これも美味い。家飲みしたいので、手軽に買える酒屋を探してみることにしよう。

この日飲んだ5杯の中でマイベスト3を選ぶと①秀鳳②帝松③龍力というところか。

飲み終わって境内を後にしたのは、まだ8時には間があった。寧ろこれから飲み始めようとする人達が続々と境内に入って来る。私が飲んでいた時も次々と品切れになっていたから、これから飲む人達は大丈夫だろうかと心配しながら帰路に就いた。
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会場の中心には大村益次郎像が睨みを利かしている。現代人の酔態に何を思っているのか?
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今年は戦後70年。戦没者の捧げた生命の礎にして今日の繁栄があることを忘れてはならない。
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