昨日から猛烈に降り続く雨の朝、所在なくインターネットを眺めているところにH先輩からメールが入った。
半年間続けておられた治験の結果が出て、遂にウィルスが消滅したとのことである。
長年苦労されて来たことを知っているだけに、私にとっても喜びはひとしおである。思わず快気祝いを提案したが、流石にまだ控えた方が良いとのご返事だった。
無論治験藥が効いた訳だが、それ以上に長年自らに厳しく節制されて来た賜物であろう。それを支えて来た奥様との今後のクォリティライフを、心よりお祈りしたい。
ちなみに治験藥が本物か偽物か、ギリギリまで担当医にも本人にも明らかにされないそうだ。偽物でも、本人が本物と信じて服薬を継続することにより病気が治ってしまうことがあるそうだ。(ちなみにこれをプラセボ効果と言う)
言い換えればプラセボ効果と言うのは、人間の自己回復機能の限界を測定するということだろう。人間の持つこの力は計り知れない気がする。
しかし先輩の場合は本物かプラセボかと言う詮索は無用である。これまでの節制で既にウィルスは消滅していたんじゃないかと思っている。是非ドリンク解禁の暁には、アフターファイブに「昭和史研究会」の開催をお願いしたい。
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