自転車運行改革私案 | アンクルコアラのブログ

アンクルコアラのブログ

日本酒、ラグビー、美術展、日本古代史、その他ランダムに雑感を綴って行きます。気まぐれなので更新は不定期かも?

2年前に車を買った時に、ディーラーの勧めるままに3年間点検パックなるものをオプションで付けた。一応車検と法定点検等がセットされて、トータルの費用は都度支払うよりもかなり割安になっている。

一見結構なプランではあるが、点検の度にいろんなものを勧められ、お断りするのに大変だ。(とは言ってもエンジンオイルなどは定期的に交換してもらえるし、面倒見が良いので有難いとは思っている。)

前振りが長くて恐縮だが、今日の話は点検パックやディーラーのことではなく、自転車のことである。日曜日に2年点検のため、サービス工場に車を走らせていた時に感じたことを書かせて頂く。

昼過ぎの旧甲州街道を2km程走っている間に、何度も自転車の無法運転に肝を冷やした。道路交通法では自転車は「軽車両」として扱われる。つまり自動車同様、車道を交通諸法規を遵守して走行することが義務付けられているのだ。

然るに右側通行での逆走あり、信号無視の飛び出しありで、老若男女を問わず無法がまかり通る。大半の自転車ドライバーの意識は歩行者のままなのであろう。彼らの無法に巻き込まれて事故となることが何より怖い。

昨今自転車事故が多発するので、警察も取締りを強化、罰金もどんどん課して行くそうである。それはそれで結構だが、もっと根本的な改革が必要だろう。暴論と云われるだろうが、問題提起として私のアイデアをご披露しよう。

私のアイデアは「自転車免許制」の導入である。と言っても難しい話ではない。道路交通法の講習会出席1回と学科テスト70点以上で免許証交付にすれば良い。そしてこれがミソだが、免許証交付手数料として新規・更新(5年毎)の都度5000円を徴収するのである。

手数料収入の余剰は、全国の自転車専用レーン設置費用の一部に充当すれば、ドライバーの道交法知識習得との一石二鳥ではないか?自転車ドライバー人口が3000万人とすれば、5年間で1500億円の収入である。

無論実現は簡単な話ではないだろう。しかし受益者負担の原則は自転車でも同じ筈だ。学生だろうが主婦だろうが関係ない。付け加えるならば、手数料の一部を保険料に充当して「自転車賠償責任保険(強制保険)」を立ち上げれば、自転車事故による賠償原資にもなり、被害者救済の観点からも有益である。このアイデアは如何だろうか?

日本橋三越新館入口の大金魚鉢。涼しげというより、どこかシュール。
photo:01




iPhoneからの投稿