映画感想「怪獣8号第1期総集編」+「保科の休日」(ネタばれあり) | 隅の老人の部屋

隅の老人の部屋

映画やドラマの紹介。感想を中心に
思い出や日々の出来事を書き込んでいこうと思います。

序盤を見たときはちょっと「進撃の巨人」の設定に少し似ているかなと思ったりしました。
主人公が敵である存在に変身する能力を身につける展開で、
幼なじみのヒロインは最強の戦士です。
しかし話が進んでいくにつれて世界観が全く違うことがわかりました。

「進撃の巨人」が次々と仲間が犠牲になって無情観に満ちているのに対し、
「怪獣8号」は強化スーツの力もあって死人を出さないので
少なくとも第1期では登場人物たちの心意気や成長が楽しめる作品に仕上がっていました。
特に仲間を助けるためには自身の不利益をかえりみずに立ち向かっていく日比野カフカの熱いヒーローぶりは魅力に満ちています。

今回の総集編は要所要所をうまく抑えて編集されていて
展開もスピーディーでテレビ版を見逃した人には最適だと思いました。

スピンオフの「保科の休日」は
珍しく休みをとってものんびりとは過ごさない保科副隊長を中心に
軽いタッチで隊員たちの1日が描かれています。
素人丸出しの尾行に、達人保科が気づかないわけもなく、
みんな上手くハメられてしまいますが、
有意義な一日が送れたようです。
でも、考えようによっては前日にたっぷり食事を楽しんで当日は休養してたカフカが正解とも思えました。