柴田高明氏紹介の楽集Burleskenの練習が一段落したので、次なる新しい曲集が弾きたくなった。Maciocchiの曲は好きなもの多いので、最近出版されたマンドリンとギターの為の曲集を取り寄せた。聴いた事がない曲ばかりで、YouTubeの演奏動画やCDもないようだ。初見状態から弾くが、それも一つの訓練なのだろう。技巧的には簡単な曲ばかりなので、弾きやすいと思う。ただ旨く味付けしないとつまらない曲のように聴こえるだろう。強弱や音色の変化、テンポの柔軟さを見せないと味のない曲になる。そういう意味で難しい。
愛らしい曲ばかりで癒やされそうだ。楽器はやはりMaciocchiと同じローマ出身でパリで活躍した同時代のEgildoが相応しいだろうし透明感のある音色がよく合う。Maciocchi監修のマンドリンはEgildoに似ているので、恐らく交流があったと思う。(写真の上の楽器はEgildo、下はStridente)
Maciocchi監修のマンドリンは過去に入手した事があり、このブログでも紹介していますのでご覧ください↓