ふ

またマンドリンを衝動買いしてしまった。Vinaccia1886年。太陽光のようなインレイが特徴的で一目惚れというか、こういうVinacciaがあるのを以前から知っていてカッコイイと思ってたのです。調整もされてて指板もフレットもアームレストもブリッジも替えられてて新しく申し分ない。最近はブレベばかり弾いてるのでこういうノーマルVinacciaの柔らかな響きも気持ちよく感じます。ネックはかまぼこ型断面で太く握りやすく、弾きやすい。シンプルな標準タイプのVinacciaだが、なかなか良く鳴り惚れてしまった。太陽光のようなインレイと胴が小さ目なこのモデル。ネットでみると1880年代の後半に集中しており、この時期に盛んに作られたようだ。
これに似たインレイを1890年代のEmbergherでよく見かけますが、時代的に見てVinacciaの方が早いという事になりますが、それより早くバロック期のリュートマンドリンに原形が見受けられサウンドホール周りに施されている当時の楽器が存在します。
この楽器滅多に見かけないVinacciaなので人目を引くかもしれません。大事に使いたいと思います。