今手元にあるEgildoのフラットマンドリンには解せない事がある。
ひとつは焼き印。以前もEgildoのフラットを入手したが、これにもあった。ボウルもコンサートモデル含め5台以上入手したが、こんなのはない。
なぜフラットだけなのか?ボウルなら表板に押印する事も可能なはずだ。また同じくこのフラットには胴の側面に直筆のサインと製作年が入っている。これコンサートモデルにもなかった。なぜだろう?
フランスのEmbergherとか言われているが、Embergherは胴の側面(左側、弾く位置だと上)に上級品だとサインはあるが、そんなのはEgildoはコンサートモデルにもなかった。
フラットだと何故か製作者名を強調したいのか分からない。些細な事だが気にかかる。
そうそうもう一つ気になるのはどんなEgildoでも製作者のEgildo直筆のシリアルNoが胴内のネック側、すなわちネックの端に書かれていることだ。たしかにこれはEmbergherの影響かもしれない。
まあこんな謎はなかなか分からないだろうけど。

