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最近入手したVinaccia1934年。弦が古いので、新しい弦に替えて弾いてみた。
飾り板のないタイプなので、どんな音がするか楽しみにしていたのだが、、、、

まず音を出して驚いた。凄くよく鳴る!いつも弾いている曲を何曲か弾いてみたが、確かに高低の
バランスもいい。なので、重音でも音がよく分離して聴こえる。音の輪郭も明確で16分音府や32
分音符もくっきりと鳴る。これは良い楽器だ。
やはり側面の飾り板がない分、音の波が楽器に伝わりやすくなるのだろう。その効果の程はあるよう
な気がする。この楽器、飾り板の他に表板やヘッドに装飾がない事もあり、非常に軽量でもある。見た
目はシンプルだが、軽い分弾き易いし、音も反応しやすい。かなり実戦向きの楽器だと思う。

F.Vinacciaが4台揃ったので、年代別に並べて写真を撮った。
左から年代不詳も形から1890年代、1907年、1927年、1934年である。
指板は全てオリジナル。段々と延長していくのが判る。
1934年のブリッジは違和感ないのでオリジナルのブリッジのような気がする。

<2月7日追記>
弦を張り変えてから、ずっとこの楽器を毎日弾いてきたが、素晴らしいの一言に尽きる。
オリジナルの薄い指板なので、少し弦高が高くやや弾きづらいが、キャパが大きく、十分反応し、
思う存分歌ってくれる。指板を替えたいところだが、フレットも変わる事となる。今のフレット
の方が弦を素早く滑らせるには向いている。難しい選択だ。

飾り板がないから、このように音がいいのだろうか。マンドリン製作家松島哲史氏の意図は正しい
のかもしれない。

<3月13日>
かなり高額な出費が予想されるので、とても残念なのだが、この楽器を売る事にしました。イケガクさんへ今日持ち込み、委託販売お願いしました。本当に反応がよく、とてもよく鳴る楽器で、指板を替えれば、演奏会で見事な独奏を披露できるポテンシャルを持っていると思います。