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Egildo1908年はとうに到着したのですが、思った以上に状態が悪く、
とても人様に見せられるようなものではないので、このブログの掲載も躊躇し
ていたのですが、せっかくEgildo4本手元に揃ったので写真にしました。

1908年のはメープル、1906年のローズウッドのに比べると、リブの
素材とリブの枚数を除き寸法や形含め全く同じ作りに見えます。1920年代
と決定的に違うのはピックガードの形、それとやはりネックとボディの接合部
の角度でしょう。細部はともかくボディやヘッドの形状寸法は前後期共大きな
違いはなく、早い時期からスタイルが確立されていたと思われます。なので、
どの時期のものを手に入れても当たりはずれがない気がします。ただ弾き易さ
という点では改良を積んだ後期のものという気がします(この点については前回
の私の投稿をご覧ください)。

写真は左から1926年、1922年、1908年、1906年です。
Egildoのフラットも所有しているのですが、イケガクさんで委託販売中
これが入れば5本揃った写真が撮れたのに残念でした。

1908年のは本当にひどい状態で、表板も剥がれていて、私の手には負えません。
ヤフオクでジャンク扱いで赤字覚悟で出すつもりです。

ところでローズウッドの1906年、今日AD線をARSの弦に替えたら、さらに
音が良くなりました。弦は、やはり新しい物に替えないと本来の楽器の力が出ないも
のだと痛感しました。

<11月22日追記>
ローズウッドのEgildo。ローズウッドでも木目から判断するとブラジリアンローズウッド
(ハカランダ)と思われます。これはかなり貴重なEgildoだと思いますし、音もなかなか
のものです。