





今度のは1906年のEgildoでローズウッドのボディ。衝動的に買ってしまった。
ローズウッドのEgildoは珍しく、これを逃したら機会がないと思った事も買ったきっかけ
だ。以前手に入れた事もあったが、修理代が工面できず譲った経緯もある。
音はやはりメープルのものと一味違う。深みと重みのある低音だ。高音部はメープルの華麗な音
とは違いしっとり落ち着いた感じだ。音量はメープルと同じくらいで、もう少し余韻が残る感じ
がする。
すでに手元に1922年と1926年のEgildoがある。1926年のとは20年違いなの
で、どれくらい変化したのか気になって比較してみた。
ちょっと見た感じではほとんど形状は変わらないようにみえるが、、、、
ボディの大きさやサウンドホールの大きさなど変わらないように見える。あえて言えばピック
ガードの形状が変わったくらいだろうか。
大きく変わったのはネックとヘッド。両方の部位を同じ木で作る手法は変わらないが
1.ヘッドの角度が1926年の方が狭くなっている
2.ネックの断面が三角だが、手に触れる部分の角が1926年では丸みを帯びている。
1906年は削っているものの角が鋭い。ポジションの移動には26年が有利だ。
写真では分かりくいだろうが、ネックとヘッドの境部分の削り方を見れば納得いただけ
るだろう。
3.ネックの横から見ると、1906年のは胴に近づくにつれ末広がりになっているだけ。
1926年のは手が触れる部分を弓の形のように削っている。なのでネックの中央部
の手の移動が楽である。(写真では分かりにくいかもしれませんが)
4.ネックとボディのつなぎ目も大きな違い。
ネック部分の上部の胴体側への傾け角度が1926年のはやや大きくなっている。
実際弾いてみてわかった。「花の葬列」のアルペジオ部分の最高音域を弾く時にこの
弾き易さの違いを体感した。1906年のは手が入り込めないので、弾きにくい。
音の基本は押さえつつ、弾き易さを追求して進化していたのだ。
何となくEgildoは弾き易いのでなく、研究しつくされた結果の弾き易さなのだ。
これを改めて感じた。
そうそう1908年のEgildoも近日中に届きます。
これも詳しく見てみたいです。