
マリオネットの曲は飽きてはいないが、サウダーデーの彼方あたりの楽譜
が手に入らないので、若い頃弾いた独奏曲を弾いている。
マルチェッリの幻想ワルツ、こんな曲、誰でも弾いていて、易しい曲という
名手もいるが、弾きずらい箇所がいくつかあって、本当に上手く弾くには難
しい曲だと思う。どんな曲でも易しいなんて簡単に言うべきではないだろう。
技術的には易しいように見えるが、楽譜通りに明確かつ綺麗に鳴らすには、
やはり難しいし、聴く人を感動させる表現力もいる。
易しい曲程表現力がいる。技術的にクリアするから、易しいなんて思っては
いけない。何度も繰り返し同じ曲を弾いて、曲を理解し自らの解釈で弾かね
ばならない。楽譜づらをなで回している演奏なら、ロボットに弾かせた方が
よほど良い。
左指で弦を押しずらい箇所がある。EmbergherやEgildoのような
指板が狭く、傾斜している方が弾きやすい。吉田剛志氏がレコーディングで
Embergherを選んだのは正しいと思う。
私もEgildoで弾いてる。Gelasではちょっとて感じだ。
Egildoはオールドマンドリンの中でも弾きやすい楽器だ。
今の日本の製作家のマンドリンはEmbergherタイプが多いから
若い演奏家は恵まれている。私の若い頃はカラーチェやビナッチヤを真似
た楽器ばかりだったような気がする。
この曲、非常に美しいメロディも出てくる。統一感なくごちゃまぜの曲て感じだが、
幻想的なのだからいいだろう。
そうそうGelasのセロをゲット出来ました。
近いうち紹介します。
響きと音量なら、どんな楽器にもひけをとらないと思います。
めったに手に入らない一品です。