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今日は久しぶりにマンドリンコンサートを聴きに地元横浜みなとみらいホールに
行ってきました。

「マンドリンアンサンブルの宴」と題して、マンドリンアンサンブル3団体が各1部
1団体が受け持ち、合計3部で構成するコンサートでした。
都合があり、最後の1部アンサンブル・モザイクの演奏は聴かず帰りましたが、力の
入った演奏でした。

一番の問題は選曲ですね。
クラシック愛好家が知ってそうな曲が12曲中3曲、マンドリン愛好家が知ってそう
なオリジナル曲が2曲、12曲中7曲が初めて聴く曲という事になるでしょう。
だから、曲が終わっても、誰もすぐに拍手しない曲もあった。

まあ、マンドリンに合った新しい曲にチャレンジするという意気込みなら、こうなる
のでしょうね。でも、それが一過性にならず、マンドリンアンサンブルの曲として定
着させるには、何度も演奏されるべきでしょう。その辺りの事、各団体の皆さん、分
かっているのかな?
一度でおしまいの使い捨ての曲のつもりなら、最初からやらない方がいい。
聴衆の反応がよければ、何度でも演奏して欲しいですね。

最近の傾向として委嘱作品とかの新しいものやるのはいいが、定着し、定番化してる
もの少ないのでは?作曲家に委嘱するのはいいが、何度も演奏し耳に入る機会を作ら
ないと作曲家も浮かばれないし、いい曲は育たないでしょう。


演奏内容に具体的に入ると、
まず、トロバドールマンドリンカルテット
ドビッシーの「小組曲」よかったですね。1stマンドリンの音が非常に綺麗で、こ
曲にぴったりです。クラシックの編曲物て感じがしないほどマンドリンに合っていま
した。福屋さんの編曲よかったですね。

「闘牛士の祈り」とヒナステラの「弦楽四重奏」、原曲は弦四重奏で、編曲なしで元
の楽譜で演奏したようです。ちょっと強引と感じたが、演奏技術と息の合った演奏で
思い切りのよい力強さが出て、本当に盛り上がった良い演奏でした。

特にこの団体、お互いの顔を時折よく見ているだな。これが息の合う秘訣なのでしょう。
(あまり顔を見たくない人もいるだろうけど、、、)

演奏技術もアンサンブルの力もぴか一で、四重奏コンクールで優勝したというのがうなず
けます。

次は弦楽器のイグチの井口さん率いる?ヴァロールクインテット

ジュリアーニの「オテロ」変奏曲。ギター協奏曲という感じの曲だが、さずが古楽器勝負
で古いギターを持ち出してきた。でも、これが、本当に古式ゆかしいいい音だ。今のギター
より落ち着いた音だ。

次の3曲は最近の曲で、アンドウマユコの「アメンボ」サンバドルへの委嘱曲2曲と続く
私のお気に入りはサンバドルのメレナータだが、どこかで聴いた旋律という感じもする。
井口さんの演奏初めて聴いたが、なかなか落ち着いた渋い演奏だ。あの年齢で、これだけ
弾ければ大したものだ。口の方も達者で、曲の解説も慣れたものだ。ただ、脱線してジョ                ークぽい事も言ったら、もう少しリラックスして聴けたかもしれない。

最後はマネンテの「秋の夕暮れ」
小気味よい演奏で、なかなか雰囲気が出ていました。この曲の模範演奏て感じでしょうか。

1st奏者のオールドマンドリンにどうしても興味がいってしまう。
トロバドールのは装飾の素晴らしいVinaccia、ヴァロールのはEmbergher5Bis?

どちらも上級品でまともに買えば200万以上はするはずのもの。

私の好みは、やはりVinacciaですね。Embergherは軽く輝くように聴こえるけど
芯が弱い感じ。力強さという点では、Vinacciaという感じがしました。
あれほど綺麗な音が出るVinaccia、本当に素晴らしいです。
(ホールで聴くと、楽器の音の違いが本当に分かるものですよ)

本職でない方たちの演奏会ですが、この内容で無料入場て、もったいない感じがしました。
アンサンブルモザイクへの副賞が、ホールの使用権ということもありホールの賃貸料はかかり
ませんので、そうできたのでしょうが、、、
(みなとみらいアマチュア室内楽フェスティバルで受賞したのですよ)
これだけ人も集め、いい演奏だったのですから、チャリティ演奏会等にしてもいいかもしれ
ませんでしたね。

それにしても後でお金払ってもよかったと思えるマンドリン演奏会少ないものですから、今回は
すごくいい演奏会という気がします。