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Egildo1929年を手放したばかりだというのに、また懲りずに
同じモデルほぼ同時期のEgildo1930年を手に入れました。
それだけEgildoの良さにひかれるものがあったからです。もう少
し状態の良いEgildoを手に入れ、本来の音を確かめたいという好奇
心もありました。

こんどのEgildoは、さすがリブの継ぎ目の裂け目が光にかざすと、
認められるものの、ごく僅かで、リブ自体の変形がありません。表板も
クラック状の線がいくつかあるものの、大きな割れ目が開いていません。
ネックは真っ直ぐ。ほんの少し手を加えれば、十分使用に絶えられるで
しょう。

古い弦を取り去り、新しい弦を替えて、弾いてみました。さずが、前回
のものよりリブの状態が良い為、非常に良く響きます。

最近Gelasばかり弾いているので、どうしても比較してしまいます。
中低音部DG線は、やはりGelasより力強さがあり、大きく響きます。
Embergherの影響で、ブリッジも指板も大きく傾斜しているせい
か随分弾きやすく感じます。Gelasは両方平らなので、弾きやすさと
いう面では、Egildoがいいかもしれません。

このEgildo、修理代があまりかからなそうなら、手元に置こうと
思っています。ただ、浮気性で気分屋なので、分かりませんが。

皆様の中には、すぐ手放したばかりなのに、そんなに簡単に手に入るのか
と思われる方もいるかもしれません。これはたまたまで、普段はなかなか
未調整品でもEgildoは手に入る機会がありません。お金の問題では
なく、あまり出回らないのです。