





1894年製作のものです。
アンガラ・ディサントという一人の製作家ではなく、正式には
Pascale Angara&Pascale D’isanto
とラベルに書かれているようにVinacciaの弟子である二人の
共同製作なのです。
このラベルでの楽器は現在多く残っているので、かなり相性が良かっ
たのでしょう。どちらか一方の名の付いた楽器もある事から現代に当て
はめれば、漫画の藤子不二雄のようなものでしょうか。
今回届いた楽器は、かなり個性的な外観です。ヘッドがローマ式で、
サウンドホールの周りのインレイは太陽の炎のような形です。
初期のEmbergherを彷彿させるような外観で、ちょっと目に
はVinacciaの弟子と思えない外観です。
Vinacciaそのものではないかと思うようなマンドリンも作っ
ています。今回1888年のVinacciaもあるので、共通点が
あるのか並べて見ることにしました。
驚いた事に、ボウルの大きさ形がまったく同じです。当然の事ながら
表板の形状も似ています。同じ型を使用してボウルを作ったとしか思
えません。それだけ、Vinacciaの信任が厚かったという事な
のでしょう。ボウルの形だけでなく、表板の厚さ等も同じです。実質
的にはVinacciaそのものと言えなくもありません。
一時的であれ、Vinacciaと弟子の作品を並べると、さすが圧倒
されます。新品の楽器では、さすがにこういうオーラはないでしょう。
<3月20日追記>
いろいろ悩みましたが、Vinacciaの方はまた出品しました。
軽く叩くと、反応のよい音が返ってくるので、力木などははずれてはい
ないと思います。107777円です。
これより下げるつもりはありません。
このVinaccia、表板や裏のリブを軽く叩くと、反応の良いコーンという音がします。力木などは、はずれてないと思います(確約はいたしかねますが)。元気に鳴るオールドカラーチェを持っておりますが、こちらより叩くと反応のよい音が返ってきます。
<3月31日追記>
107777円でも売れないので、3万スタートのオークション形式に
しました。このところヤフオクのマンドリンは全体的に低調ですね。
とくにオールド関係は高く売れないので、出品も少ないですね。
スズキマンドリンみたいな安マンドリンばかりになって面白みがない
です。
景気の影響でしょうか?高額な楽器は楽器店ではリーマンショック後
売れないと聞いていますが。
<4月8日追記>
81000円で落札されました。
随分とお買い得です。
Vinacciaでも修理が必要だと引いてしまう人多いのでしょう。
Angaraはどうするか、迷っています。
修理しなくても弾けるもので、Vinaccia譲りの音が出ます。
ちょっと他の人にあげたくない気持ちですね。
<4月12日追記>
Vinacciaが低額過ぎて、お金が足りません。
やはりAngaraも売ります。今ヤフオクに出しました。
気が変わりやすいタイプなので、早めに入札しないと、また
気が変わって早期終了してしまうかもしれません。お早めに
入札してください。
あと、2丁ほど出して、手持ちマンドリンの整理をするつもりです。
手持ちのGelasは何と言おうと売りません。
Gelasは素晴らしい楽器です。VinacciaやEmbergher
に夢中な方も、是非一つ所有して、その良さを味わうべきです。
純粋に音を比較すれば、その良さは群を抜いています。
<4月14日追記>
訳あってAngaraの出品を中断しました。
<4月24日追記>
出品を再開しました。
<4月28日追記>
4月25日に落札されたのですが、落札者から何の連絡もありません
困ったものです。新規の方なので取引ナビの使い方分からないので
しょうか?
狭い世界なので、落札された方が誰なのか分かるのですが、、、