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枯葉が舞い散り始めた頃から、急に「枯葉」の曲が耳から
離れられなくなった。急に意識もしないのに、曲の方から
近づいてくるような感じだ。

この曲実は、小学生の頃から親しんでいた曲だ。
私の姉が、当時の彼氏と一緒にイブモンタンの来日コンサート
に行ったのを記憶している。帰ってきた姉が興奮した様子で、
横にいた彼氏なんか問題外ていう事を話していた記憶がある。
(1962年の来日公演の時だったようだ。)
確かに男が見ても、惚れ惚れするくらい男前だし、声も渋い。
その当時LPレコードを姉が聴いているのを、横で聴いて、
凄いと思った。特に枯葉は印象に残った曲だった。

ただ、大人になってから、特に今まで聴きたいとも思わなかっ
た。なのに今年は、自然と頭の中で、イブモンタンの歌声が聴
こえてくる。
恐らくフランス生まれのGelasを手に入れ、フランスの作
曲家のものを片っ端から弾き始めたからだろう。中低音部の鼻
にかかる音が、とてもシャンソンに向いているような気がする。

「「残念な事に「枯葉」の楽譜が手元になかった。でも、どうして
もどうしても欲しくてたまらなくなって手に入れてしまった。
CD付きのシャンソン歌謡集を。
マンドリンよりもマンドラの方が合うかもしれないけど、弾いて
いると、歌っているような気分になる。不思議なものだ。

この歌謡集の中に、モンタンの元恋人だったピアフの「愛の賛歌」
もあった。恋人のセルダンが急死した直後の作詞した曲で、とても
切ない女心を歌った曲で、胸にジーンとさせる曲だ。

歌が下手なマンドリン弾きが、弾いて一人密かに楽しむには、もっ
てこいの曲だと思います。

<12月2日追記>
ピアフの「バラ色の人生」も有名な曲で、中高年の方なら、一度は
聴いたことがあるはずです。この曲、原曲より一オクターブ高く弾
くと、非常にマンドリンに合う曲です。ちょうどマンドリンが綺麗
に響く音域で、かつメロディが素敵だからでしょう。

<12月13日追記>
「パリの空の下」も大好きな曲です。アコーディオンが似合う曲だ
けど、マンドリンで弾いても楽しいですよ。



しばらくの間、これらのシャンソンを弾いてから、マリオネットの
曲に挑戦しようと思っています。