マンドリン専門誌「奏でる!」が早いもので、もう4号になってしまった。今月の中旬に
発行されたので、ご覧になった方も多いだろう。号を追う毎に内容が良くなってくるよう
に感じる。編集内容に注文を入れる必要はもうないでしょう。このままの形で、十分マン
ドリン愛好家に受け入れられて行く事でしょう。

これからは、記事内容自体に関する感想を述べていこうと思います。

今回特に興味を持ったのは明治大学の先輩宇崎竜童さんと吉田剛士さんとの対談でした。
マンドリンを弾く人に生真面目なイメージを持つという宇崎氏は、そのイメージを払拭
する為に一つは立つて弾いてみる事を勧めていた。それ以外にも衣装、曲目等今までの
常識を覆す改革の必要性を説いていた。まさにその通りだと思う。

立って弾く事については、私も以前このブログで提案している。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/altezza80jp/folder/1210234.html?m=lc&p=6

私だけでなく、立って弾く事に前向きな人が意外と多いようで、最近では神奈川マンドり
ン研究会のメンバーが演奏会で一時的ではあったが、立って弾くのを見た。

立って弾くと、宇崎氏が言うように楽器に対するイメージが随分と変わると思う。また、
活動する場が増えるはずです。従来は椅子のある室内でのみしか演奏出来なかったが、立
てば野外や街角でも演奏でき、それだけ人の目、人の耳に触れる機会も多くなるでしょう。
マンドリンが身近に感じられたり、見直されるきっかけにもなるに違いありません。

肩紐が付いたままの未調整のオールドマンドリンが、多く現存している事から分かるように
全盛期の頃は、街角や野外で気楽に弾き、楽しんでいたものだったのです。それと同じよう
な身近なものにすれば、マンドリンの裾野は広がると思います。

同じように感じる人は、いるかもしれませんが、どう実行に移すかが問題なのでしょうね。

ところで、今回の「奏でる」にはフラットマンドリンの記事も出ていました。欧米では、
フラットマンドリンでカラーチェの前奏曲やイタリア民謡を弾く人もいます(youtubeで
知りました)。フラットとラウンドの垣根は日本程ないようです。フラットマンドリンは
確かに別の楽器と割り切るのは簡単ですが、ラウンドでは表現できない音・魅力を知る事
で、挑戦してみようと考える人が出てくれば、それはいい事です。例えば、ラウンドとフ
ラットの共演なんて、まさに宇崎氏の言う改革ですよ。これからも、時々フラットマンド
リンの記事を掲載して欲しいですね。