マンドリン専門誌「奏でる!Mandolin」の2号目を読みました。
編集者は、私のこのブログの創刊号の感想を見たようで、改善された部分
が見受けられました。
大王の楽器の写真を裏表紙使いカラーにしたり、表紙の楽器の詳細を明記
したり、コンサートの内容も詳細に解説したり、、、

但し、基本的な構成は前回と同様。
相変わらず、楽譜が全体の3分の2を占めています。
64ページのうち
4ページから21ページが記事(わずか18ページですよ!)
22ページから55ページが楽譜
あとは、広告や目次
楽譜は4曲は多い気がします。もう少し曲数絞るか、楽譜を縮小すべきです。

こんな音楽雑誌は、客観的に見ておかしいと思います。
もう少し記事を充実させてください。

取り上げるテーマはいくらでもあるはす。

それに、取り上げる内容がプロに偏っています。
まあ、吉田剛士さんが監修しているからかもしれないが、プロやプロが主宰
する団体の話題が中心ではないですか。
マンドリンの団体は社会人や学生が中心のはず。その話題がまったくない。
おかしくありませんか?
「プロやアマチュアまで楽しんでいただける本」と巻頭で言っていますが、
そうなっていませんよ。

マンドリンサークルの紹介とか、アマも含めた演奏会の案内とか、マンドリン界
がかかえる課題とか、マンドリンオリジナル曲の由来とか、、、いくらでも記事
にして、大勢のマンドリン愛好家が興味を持てる雑誌にするべきでしょう。

特に、演奏会やコンクールの講評があっても、これから開かれる演奏会の案内が
ないというのはおかしいと思います。特に、マンドリンの演奏会の予定を把握す
るのは、他のジャンルの音楽より難しいのが現状ではないでしょうか。
演奏会の案内なんて、他の音楽雑誌ではあたりまえの事ですよ。

もっと、読者の立場、視点に立って、編集するべきだと思います。

監修者・編集者は、今まで長く続いている音楽雑誌に謙虚に学ぶ点があると思います。
それらの雑誌を研究するだけでなく、それらの雑誌の編集者と直に話して学ぶ点は謙虚
に受け入れるべきだと思います。

正直言って、このままの内容では、次回は購入したくないですね。
この内容で1冊1575円は高すぎます。入っている楽譜が欲しい人ならいいかも
しれませんが、、、。
定期購読なんてとんでもないというのが今の心境です。。
(そう思っている人は私だけではないと思いますよ)

かなり辛口の感想になりましたが、よりよい雑誌にして継続してもらいたいからあえて
言うのです。
まだ読んでない方はこちらで購入できます↓
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