昨日10月15日は母校明治大学のホームカミングデー、で久し振りに駿河台まで行ってきました。ホームカミングデーて知ってます?最近は実施している大学多くなってきました。要は一年に一回くらい卒業生を招待し、おもてなしするという事。目的は?冷めた目で考えると、^校心を高めさせ、寄付金を頂戴する息子娘などの入学を促進させる(なんせ少子化で経営苦しいから)という事。そんな事は十分承知だけど、コンサートも聴けるし、新しい建物も見物できるし、記念品ももらえるので行きました。記念品は三越の包みに入った立派な懐中時計なのにビックリ!建物も立派で、中に大小のホールもいくつかある。
僕らの時代の汚くてオンボロの校舎と訳が違う。コンサートは12時からで、ビッグサウンズソサエティ、ギターアンサンブル、交響楽団と梯子をし、ちょっとずつ聴きかじりました。その後食堂で食事とっていたら、同期の美しく老けたプレ研OG4名に遭遇。懐かしくなりました。その後彼女らと、明治大学マンクラの演奏を聴きました。その後は福引券の結果を確認、商品券が当りラッキーな一日でした。

現役諸君の演奏の感想

皆さんすごい!プロ並の実力の人もいるね。スポーツでは明治は劣勢だけど、音楽面では絶対他校に負けて欲しくない。さらに頑張って欲しいですね。
ところで、明大マンクラの演奏ですが、、、。コンマス、トップの演奏能力はすごいと思います(津軽三味線風に弾いたソロは絶品)。どんな曲にでも挑戦する意欲も、他のマンドリンサークルに見られない事で、これもピカイチでしょう。甲斐先生作曲の「明大賛歌」もよかった。でも楽器の構成とか見ると首を傾げざるを得ません。マンドリンクラブでなく、マンドリンが入った軽音楽オーケストラです。打楽器管楽器が多く入っていますし、エレキピアノ、エレキギターも加わっているのに、マンドリンは1stが5名、2ndが3名、ドラ3名、ギター3名くらい。これではマンドリンの音が消されてしまいます。ドラ、ギターも少ないから低音部の厚みもない。定期演奏会では、もっとドラもギターもいるようで、臨時的な編成だったようですが、それでもひど過ぎます。外でマンクラのCDを売りさばいている部員を参加させるなりして欲しかったです。マイクで増幅させてごまかすのも良くありません。あくまでマンドリンの音を重ねてマンドリンの美しさを表に出して欲しいと思います。そうでなければ、「マンドリン倶楽部」とは言えないと思います。これは、今の明治大学マンクラの話に限ったことではありません。打楽器管楽器やエレキ入れて効果出すのはよいけど、音のバランスを注意しないとコンサートホールの中で、マンドリンの音は埋もれてしまいます。

身内のマンドリン倶楽部なのに、ちょっと辛い批評かもしれません。でも過去の栄光だけではこれからはダメです。これからも一流のマンクラである為には、この辺りの事も明大マンクラ関係者は真剣に考えるべきでしょう。校友だからこそあえて言うのです。

聴衆の立場で、聴いてみたら、どう聴こえるだろうという視点に立って考えることが音楽演奏家には必要なのではないでしょうか。ホールの席で、どう聴こえるのか常に客観的に見直していくべきではないでしょうか。独奏者では出来ませんが、合奏なら出来ます。効果音の中で、マンドリンの音が、どうしたら美しく響くのか仮説検証をし続ける事が大切ですし、それがいい音楽を生むのではないでしょうか。

10月19日追記(10月23日の追記も参照の事)
上記マンクラの演奏会の件で補足説明したいと思います(言葉足らずの部分あったので)。
私はマイクの使用そのものを全て否定するつもりはありません。
バランス上やむを得ない場合とかあるでしょう。しかし、その音の増幅のさせ方です。

実はホームカミングデーの日、明大マンクラは2回コンサートをしており、2回共聴いております。
(1回目はアカデミーホールでの合同発表会、2回目はリバティホールでの単独公演)
わかりやすい例で、、、。どちらの演奏会共イタリア民謡カタリカタリが演奏されました。

1回目の方は、コンマスとドラトップの音だけをマイクが拾っていた感じで、その他の人の演奏音がほとんど聴こえませんでした。マンドリン、ドラに関して言えば、その他の人は存在してない感じです。音を重ねたマンドリン合奏の美しさは表現できていません。

2回目の方は、コンマス、トップの音も増幅されず、打楽器管楽器エレキに音がかき消され、マンドリンの音が埋没されて、よく聴き取れませんでした。

上記の解決方法は?
1.マイクをやめ、マンドリン系の人数を増やす。
2.これが出来ない場合は
  ∥燃擺鏨紐擺錺┘譽の編成を変えるか、音を下げるか、これらのパートの編曲変える。
  ◆´,出来ないのなら、パート全体(ファーストマンドリン、セカンドマンドリンといった括り)    で音が増幅できるようなマイクや機器の配置をする。
ということになるのではないでしょうか。

いずれにせよ、上記のような問題点をクリアーすることが今後のマンクラの課題です。

10月23日追記
19日の追記内容は明大マンクラの現状(管や打を入れる)を肯定しての意見であったが、
考えてみると、白紙で考えた方がよいかもしれない。

明大マンクラは恵まれた環境で、管楽器や打楽器を十分入れられるが、他のほとんどのサークルはそうはいかない。まず、マンドリン系やギターがあって、その上で音を補う為に、管楽器打楽器を入れるため、楽器や人を手配するという流れである。オリジナルで楽器が指定されている場合以外は、ほとんどそういう流れでしょう。金もないから、必要最小限しか入れられないというサークルがほとんど。だからマンクラは恵まれすぎている。管や打を入れるのが伝統になっているから、余計厄介だ。この曲にはこの楽器という風に固定されてしまっているのではないか。
マンクラの創業時も、当初は今の大方のサークルと同じで、これをプラスした方が音が補えるという形であったはず。それがいつの間にか固定され、かつ拡大され、今の形になったのではないか。そうであれば、今ある楽譜にある楽器編成を白紙にして、この曲には、どの楽器を補えばいいかという風に検討しなおす必要があるのではないか。また、臨時編成でマンドリンの数が少ない場合、ホールが小さい場合など場合も別個に考えるべきである。伝統の形のままの方が何も考える必要がないから楽である。でも、その先には進めない。伝統とは革新の積み重ねである事を忘れないで欲しい。
マイク使用は、あくまで最後の手段にすべきである。大ホールでソロを目立たせたい場合やバランス上やむを得ない場合に限定して使用すべきであろう。
それと、気になるのは、地方公演を含めてコンサートの数が多過ぎること。もう少し回数を少なくし、質を高めるべきである。それに皆さん学生なのだから、勉強もある。勉強も演奏の質も高めるには、公演回数を減らすべきであろう。時間が出来れば、客観的に自分達の演奏も振り返ることが出来る。今はその余裕がないのではないか。
臨時編成だからとか、音の事前チェックが出来なかったとか言い訳は、明治大学マンドリン倶楽部には通用しません。世間ではマンクラはセミプロと思われています。だからこそ、演奏の質を高めればいけないのです。