もう、令和時代です。
平成時代は情報通信技術が進化してコミュニケーションツールが手紙→メール→LINEへと変化していきました。
広告も、手当たり次第にダイレクトメールを送る方法から(全てではないですが)ネット広告に移行し、さらに、そこから掲示板の書き込みやSNSの投稿内容、そしてホームページの閲覧履歴やEC(通販)サイトでの購買履歴といったビックデータを活用して、一人ひとりの趣味・嗜好にあった広告を表示する手法が定着したことによって、企業活動も効率的になりました。
とても便利な世の中になりましたが、機械的な生活による反動からか物の消費よりも体験が好まれるようになりました。音楽配信が普及している中で、家電量販店にレコードプレイヤーがCDコンポに負けない程の品ぞろえとなっています。我々が普及活動を行っている「手紙」においても、株式会社文通村様が、文通相手はネットで探し、コミュニケーションは手紙を相手に送るというデジタルとアナログを融合させた新しい手紙の解釈を提示されています。
令和時代はAI技術の発達が進みそうですが、人々は人間らしい温かみを求めてアナログに回帰しそうな気がします。
手紙がレコードと同じ立ち位置に並ぶ日もそう遠くはないかもしれません。