5月30日からいよいよかもめーるが発売されます。かもめーるとは郵便局が発行している暑中見舞い用のはがきです。お手持ちのはがきを使えば暑中見舞いは送れるので、自宅ではがきが余っている人は無理に買う必要はありませんが、あくまでも参考として取り上げました。興味のある方はグーグル等で調べてみて下さい。
さて、暑中見舞いを送るのにふさわしい相手は第一に家族でしょう。特に普段ご両親と離れて暮らしている人は、この機会に手書きのメッセージを添えたはがきを送ってみたらいかがでしょうか。いつもは電話やメール、そしてSNSで連絡を取り合っている方が多くいらっしゃが、あえて、サプライズではがき(または手紙)に書かれた「言葉」をプレゼントすると大変喜ばれるでしょう。
また、高齢のご親族がいらっしゃる方にとっては安否確認という大切な意味があります。返信があればご親族が健康である証となりますので。
第二の用途としては、入院中のご親族やご友人の方で、文章を書いたり読んだり出来る方がいらっしゃいましたらその方にはがきを送ると良いでしょう。
当団体の職員のお母様が入院されていたときに、職員がこまめに手紙を送っておりました。無事、ご親族様が退院されてしばらく経ってからこうおっしゃっていました。「病院ではすることが何もなかったし、ずっと白い壁を見ていたら、今日が何月何日かがわからなくなった。本当に浦島太郎みたいだった。でも息子がその時のニュースや季節について手紙に書いて送ってくれたから、世の中に取り残されずに毎日頑張れた。私も高齢だから、手紙のやりとりがなかったら今頃、認知症になってたかもしれない。笑い事じゃなくて本当に」