人のまごころから


でる 一念は


夏の夜に


霜を降らし


堅固な城壁を


つきくずし


金石をも貫く


力を持っている


いつわりの


多い人は


肉体は


そなわっていても


心は失われている


こんなことでは


人にも


嫌われるし


自分でも


自己嫌悪に


おちいる


人心一真


便霜可飛


城可隕


金石可貫


若偽妄之人


形骸徒具


真宰己亡


対人則面目可憎


独居則形影自媿