前の携帯をいじっていたら、今年鹿児島に出張したときの写真が出てきました。
(上)桜島 (下)天文館 (右)白熊(ミニ)
実は、鹿児島には39歳のときから8年間転勤で住んでいました。
当時は、高速も繋がってなく、新幹線ももちろんなく、ローソンも7-11もなく、福岡から見ると別世界へ旅立つようでした。
しかも、桜島が活発な時期で、桜島の火山灰(へ)が音を立てて降り注いでいたのです。
窓を閉めていても灰はどこからともなく室内に進入し積もります。
ある人物に言わせると、こんなに活発な活火山からわずか数キロと離れていないところに、50万もの人が暮らしている都市は世界でも鹿児島くらいなものだそうです。
雨でもないのに(灰よけの)傘をさしている人たちを見て、「コリャトンデモナイトコロニキタワイ」 「トテモクラシテイケン」と思ったものでした。
でも、鹿児島はそんなえーかげんな気持ちの、はじめましての男を温かく迎えてくれたのです。
閉鎖的な土地柄とも聞いていた僕は、熱く厚い人情に驚き、感激したことを今でも思い出します。
鹿児島弁は言語学的には女言葉だそうです。
意味不明な鹿児島弁でもなんとなく分かるのは、優しいイントネーションと、言葉に気持ちが入っているからでしょう。
あれから20年経ちますが、鹿児島は今でも大好きなところです。
もし、違う場所に住めるとしたら鹿児島を選びます。
歴史の厚みに育まれたのでしょうか、はじめましての人をまるで旧知のごとく迎えてくれる包容力を感じるところです。


