【今さら聞けない】大株主でよく見る「日本マスター信託口」って結局何者?

こんにちは!オールドシティのおっさんです。
株主優待や高配当銘柄を探すために、企業の決算資料や四季報をパラパラめくるのが日課なんですけど、皆さんは大株主の欄を見ていて、こんな風に思ったことはありませんか?
「また出た!『日本マスター信託口』って誰やねん!どんだけ金持ちなんだよ!」
トヨタにも、ソニーにも、いつも行くスーパーの株主欄にも、とにかく顔を出してくるこの名前。今日は、今さら人に聞けないこの「謎の巨大株主」の正体について、専門用語を極力なしで、ざっくりわかりやすく解説してみようと思います!
結論:アイツらはお金持ちではなく「巨大な金庫番」だった!
いきなりネタバレしちゃいますが、この「日本マスタートラスト信託銀行(日本マスター信託口)」。
実は自分のお金で株を爆買いしている大富豪……ではありません!
彼らの正体は、例えるなら「超巨大な貸し金庫」です。
私たちが毎月積み立てている投資信託や、将来もらうための年金。こういった「ものすごい額のお金(株)」を運用しているプロの投資家たちがいるんですが、彼らは自分で株を管理するのが大変なので、専門の銀行に「ちょっとこれ、代わりに預かっておいて!」と丸投げしています。
その「預かり先(金庫)」の代表格が、この日本マスター信託口なんです。
つまり、株主名簿には金庫の名前がドーンと載っているだけで、中に入っている株の本当の持ち主は、我々のような一般人の投資信託や年金だったりするわけですね。

なぜどこの会社でも「上位」にいるの?
「じゃあ、なんであんなに色んな会社の大株主トップにいるの?」と思いますよね。
理由はシンプルで、たくさんのプロの投資家たちがこぞって買っている株が、一つの金庫にまとめられているからです。
プロの投資家は数千億、数兆円というお金を動かしているので、すぐに売り買いできる「大きくて取引が活発な会社」を選びます。また、私たちが買う投資信託の仕組み上、有名な会社の株は自動的に買われるようになっています。
A社のプロも、B社のプロも、C社のプロもみんな同じ株を買い、それを全部「日本マスター信託口」という同じ金庫に放り込むため、結果として合算されてトップに君臨しているというカラクリです。
(※ちなみに「日本カストディ銀行信託口」という名前もよく見ますが、これも別の会社の巨大な金庫です)

おっさん的まとめ:この名前がある会社はどう見る?
大株主の欄に「日本マスター信託口」が上位にいる会社を見つけたら、こう思ってください。
「おっ、この会社はプロの厳しいチェックを通過した、大きくて安定した会社なんだな」と。
いわば、プロのお墨付きマークみたいなものです。世の中に広く株が出回っていて、みんなが買っているという安心感があります。
ただ、プロが買っているから絶対に株価が上がるというわけではないので、そこは注意が必要ですね。業績がヤバくなったら、プロたちは容赦なく一斉に売って逃げますから(笑)。
とはいえ、優待や配当を狙って長く付き合う銘柄を探すときには、この「金庫番」の名前があるかどうか、ちょっとした安心材料の一つとして見てみるのも面白いですよ!
それでは、今日はこの辺で。また次回の記事でお会いしましょう!
