あの頃の値段、覚えてる?倍になっても生き残る商品と、消えていった商品たち





​最近、スーパーやコンビニに行くたびに「うわ、また高くなってる!」と声が出そうになりませんか?



​今回は、そんなインフレ時代でも「価格が倍になっても生き残っているツワモノ」と、逆に「コスト増に耐えられず姿を消してしまった名作」について語ってみたいと思います。



​値段が倍になっても無敵なツワモノたち



​まずは、泣く子も黙る日清のカップヌードル。


2005年までは100円(税別)前後でしたが、今は希望小売価格で236円(税別)と余裕で2倍超え。それでも棚の特等席に常にいるのは、「シーフードヌードルが食べたい!」という欲求を他の商品で満たせないからですよね。価格競争を寄せ付けないブランド力、恐るべしです。



​そして、我らがマクドナルドのハンバーガー。


2000年代前半のデフレ期、65円〜100円の時代に狂ったように食べていた記憶が蘇ります。今は170円ですが、ただ安いだけのファストフードから「ちょっと一息つける便利なカフェ空間」へとうまくシフトチェンジして、見事に大幅な値上げの壁を越えました。



​カルビーのポテトチップスも外せません。


値段そのものより、内容量が減っていく「実質値上げ」の代表格みたいなところはありますが、グラム単価で考えたら昔の倍近いはず。それでもスナックコーナーでの王者の貫禄は健在です。





​時代の波に飲まれ、消えていった名作たち



​一方で、寂しい別れもありました。



記憶に新しいのが、2024年に53年の歴史に幕を下ろした明治 チェルシー。原材料高騰のダメージに加え、「値上げしてまでキャンディを買い続けるか?」という消費行動の変化には勝てませんでした。



​2019年に消えた森永 チョコフレークも切ない理由です。カカオ豆の高騰だけでなく「スマホを触りながらだと手が汚れるから食べにくい」という、まさかのデジタル社会の波が致命傷になりました。



​そして、昔ながらの駄菓子。


元が10円〜20円の世界なので、10円値上げするだけで「価格が2倍」になってしまいます。子供のお小遣いで買えるという根本的な存在意義が崩れてしまうため、価格転嫁できずに力尽きる中小メーカーが後を絶ちません。






​明暗を分けた「たった一つの違い」とは?


結局のところ、ただ「安い」ことだけを武器にしていた商品は、最低賃金の上昇や原材料高騰の波に呑まれ、大手スーパーなどが展開する圧倒的低価格のプライベートブランド(PB)に棚を奪われてしまいます。



​生き残っている商品は、価格競争からいち早く抜け出し、「どうしてもこれがいい」と思わせる価値を作り上げたものばかり。皆さんの思い出の商品で、最近見かけなくなったものはありますか?たまには昔の価格を思い出しながら、買い物を楽しんでみるのも面白いかもしれません。



ではまた次回!