昨年の暮れから、私は
急速進行性糸球体腎炎
(ANCA関連血管炎)
の治療を続けています。
受診するごとに
血液と尿の検査を受けており、
「恐らくこれが回復の限界だろう」
と医師に言われたクレアチニンが、
直近の検査の結果では
【1.79】
正常値が
【0.46~0.79】ですから、
かなり高い数値なのですが、
入院中は【2】を大幅に超えていたので、
それなりに改善はされています。
ここから算出する
推算糸球体濾過量(eGFR)が
【23.5】
これも
入院中は【15~16】だったので、
それと比べれば、少しいい感じ。
尤もこの数値は
クレアチニンから算出するので
クレアチニン値が下がれば
eGFRは上がるのですけれど。
ヾ( ´ー`)
で、そのeGFRなのですが、
その値によって、
腎機能のレベルが分類されます。
正常値は【60以上】、
私の【23.5】というのは
かなり低下していることになります。
具体的にいえば
6段階に分けられる
腎機能の低下の状態
(G1,G2,G3a,G3b,G4,G5)のうち、
正常値から数えて5番目、
【G4】という区分に入ります。
【G5】になると・・
入院中はもうギリギリだったのですが、
透析治療などを始める直前段階です。
そんなわけで
入院中にも、
血液透析や腹膜透析、腎移植という
「その先」の対処についての
説明を受けたり、資料をもらったり、
器具や透析液の実物も
見て触れさせていただきました。
質問もたくさんさせてもらい、
多くの学びがありました。
そういう「学び」は
大半が看護師さんと共になのですが、
病棟の担当医からも、
(外来の主治医とは別の医師)
その「選択肢」について
訊かれたことがありました。
「血液透析か腹膜透析かは
まだ答えは出ませんけれど、
腎移植は考えていません」
と答えました。
すると、医師は
少し驚いた様子で・・
「それはどうしてですか?」
腎移植は考えていない、
という私の回答への疑問です。
最初に検討される移植は、
家族間での生体腎移植です。
私にとっては、
夫と息子ということになりますが
夫には、この先もしも息子が
それが必要になったときのために、
とっておいてほしい。
同じように、息子には、
将来の自分の家族のために
とっておいてほしい。
「遺伝性はないと思いますよ」
と言われましたけれど、
それは慢性腎炎の話で、
損傷などによる急性腎炎は、
いつどこで何があるかわかりません。
医師は移植を勧めるようですが、
やはり私は選択肢には入れられません。
透析となると、
血液透析か腹膜透析か。
それぞれの内容については
詳細を書き出すときりがないので
割愛しますけれど、
腹膜透析というものが、
あれだけ説明を受けても
どうにも理解の域を超えていて、
よくわかっていません。
(;´▽`A``
「腹腔内に透析液を入れる」って・・
お腹の中にそんな場所(空きスペース?)が
あるんですか?
透析液が入っている間、
お腹はたぷんたぷんになるんですか?
だって
見せてもらった透析液って
1回分がかなりの量なんですよ・・
これが一時的にでもお腹に入ることが
ちょっと想像できないんです。
( ´・д・)
このことは、もちろん
入院中に看護師さんにも質問しましたが、
「ひとの身体」を熟知する看護師さんには、
私が何を理解できないのかを理解するのが
難しかったのかも・・と感じています。
もう少し自分で勉強してから
また質問してもいいかな・・と。
患者会などで
実際に腹膜透析をされている方に
体験談が聞けたら・・とも思いました。
血液透析は、一般的なので
ご存知のかたも多いと思いますが、
血液透析を始めるには、
腕などに、手術でシャントを造設し、
それでできた透析用の血管を
育て(鍛え?)なければなりません。
この「シャント」を検索すると、
本当に様々な画像が出てきて、
不安や恐怖でいっぱいになります。
そして
血液透析を始めると、
いずれ尿が出なくなります。
尿が出ない生活・・
まだ想像ができません。
(´・ω・`)
さて・・長くなりました。
ここで一旦、休憩です。
次はいつになるか未定ですが、
次に書く「選択肢」の記事は、
諸般の事情により
アメンバー記事になります。
ご了承ください。