映像資料をみる | たのしい老後

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※ 個人の感想です ※


ざっくりいうと、私は
腎炎の治療で入院しています。

治療といっても、腎臓は
一度壊れた部分は再生しないので、

機能低下を防ぎ
残存機能を残す治療、という感じで、

「寛解」に入ることができても
残っている機能を、大事に大事に
生活していかねばなりません。

もちろん
再発や進行の可能性は低くなく、
そういうことになれば
また治療を繰り返すか
新たなアプローチをすることになります。


それを踏まえて。


入院中には、関連の冊子をもらい、
治療の合間にそれを読み込み、
看護師さんを主体として、
医療側からのレクチャーを受けます。

そして昨日は
初めての映像資料での学習でした。

冊子に書いてあること、
ネットで読める情報ばかりですが、

文字と静止画像で見るのと、
音声つきの動画で見るのとでは、
やはり入ってくるものが少し変わります。


内容は


血液透析
腹膜透析
腎臓移植


でした。


今すぐのことではありませんが、
外来の時点で可能性の話はしていますし、

必要になれば生きるためには仕方ない、
という覚悟はできているので、
「ああきたか」という感じ。


「龍のこさんは、持病があることで
日常的に医療へのアンテナが高いけれど、
大半の患者さんにとっては、本当に
突然降ってきた悲劇に思えてしまいます。

それは見ていても本当に辛くて、
そうなったときに、ほんの少しでも
こうした予備知識があるとないとでは
何かが違うだろうと考えて、
早めのレクチャーを取り入れているんです」

と、看護師さん。


というわけで、私もこれで
かなりイメージが湧きました。

自分なりの選択肢も
少しずつ明確になってきました。


とはいえ


そうならないための努力、
それを少しでも先延ばしにする努力は、
怠らぬように生きていきます。

(*´∇`*)