「御年玉」@ブログネタ | たのしい老後

たのしい老後

※ 個人の感想です ※

 

★ たくさんお年玉くれたのはどんな人

 

 

またこれよ。

 

「たくさん」とか「いくら」とか

やめましょうってば。

 

(´д`)

 

 

お年玉は、もらう側でなく

あげる側になって久しいですが、

 

私たち夫婦には、

甥姪も孫もいないので、

あげる相手もいないのです。

 

(´・ω・`)

 

 

まあ別に

それが淋しいとも思いませんし、

 

だからといって

「出費がなくてラッキー」

なんていうことも思いません。

 

 

あげる相手がいない。

ただそれだけの話です。

 

 

息子には、お年玉というより、

帰省にかかる費用の補填として、

少しですが渡しています。

 

 

 

たくさんお年玉くれたのはどんな人

 

 

子どもの頃のお年玉で、

いちばん印象に残っているのは・・

 

 

 

母方の祖父は、

私が物心ついた頃には、

胃がんで臥せっていました。

 

母の実家の小さな和室で、

布団を敷いて横になっていて、

 

その部屋の傍で子どもたちが騒ぐと、

祖父に怒られたものです。

 

そんな祖父なので、

怖い印象があったのですが、

 

あるお正月、

「龍のこ、ちょっとこっちこい」

と和室から呼ばれ、

 

正直・・恐る恐る障子をあけて

祖父の枕元に座ると、

 

 

「手、出せ」

 

言われるがままに手を出すと、

祖父の細った手が伸びてきて、

 

4つに畳んだ500円紙幣を

手に握らせてくれたのです。

 

 

あのお年玉が

いちばん思い出に残っているし、

いちばん暖かかった気がします。

 

 

 

 

 

同じネタで投稿する

他の投稿ネタを確認する

 

 

 

小学校の頃、

冬休みがあけて登校が始まると、

 

「お年玉調査」

というものがありました。

 

みんな目を閉じさせられて、

先生が、金額の範囲を言います。

 

「1000円から3000円の人」

みたいに。

 

自分があてはまる範囲のときに

黙って手をあげるんです。

 

 

今も「あれはなんだったんだ?」

と思いますけれど、

当時も、子ども心に

「この調査は一体何なの?」

と疑問に思っていました。

 

 

その児童の家庭環境や経済状況を

知るための調査だったそうで、

今はなくなったとのことですが、

 

子を育む教育現場でも

かなりえげつないことが

行われていたものです。

 

( = =)