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古備前鑑定の古陶磁鑑定美術館

古備前鑑定の古陶磁鑑定美術館です。古備前焼の年代鑑定は、古陶磁鑑定美術館にお任せください。古備前花入、古備前水指、古備前建水などの古備前焼の名品をオンラインで展示中です。

こんにちは、古備前研究・鑑定の古陶磁鑑定美術館です。
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古陶磁鑑定美術館では、古備前焼を中心とした日本の古陶磁器の研究・調査・鑑定・評価・蒐集・保存・継承の事業を行っています。

みなさんは、『古美術品』という言葉を聞いた時に、どんなことをイメージしますか?

ビルの一室で、古い壺や掛け軸や茶道具などを、札束で取引しているような風景を想像される方もいるでしょうし、美術館や博物館に陳列されている優雅な屏風や襖などをイメージされる方もいるでしょう。

それらの古美術品に共通することが、作品の『時代背景』です。

もちろん、作品によって、作られた時代や産地や用途が異なりますので、それぞれの時代背景は別々なものですが、どんなものであっても、『作られた当時』の景色を面影として残しているという点では、古美術品は同じと言えます。
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そして、この「時代背景を愉しむ」ことこそ、古美術品の醍醐味であり、数寄の真髄なのです。

なぜなら、古美術品を通して「悠久の時間を超えて歴史の当時に思いを馳せられる」ことこそが、数寄者の最大の面白みであり、悦びだからです。

とは言え、それを言葉で説明してもイメージが湧きにくいかと思います。そのため、このコラムシリーズにて、古美術品が「現役」で使われていた時代の風景を紹介して参ります。

具体的には、主に「戦国時代(安土・桃山時代~江戸時代)」にかけての、茶の湯や茶会の記録や、大名や武将の逸話をベースに、当時の古陶磁や古備前焼についてのエピソードを解説します。

古美術品や骨董品に興味がある方は、ぜひこのコラムで、歴史の面影を感じてみましょう。

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今回ピックアップする逸話は、「豊臣秀吉と備前焼」です。
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実は、豊臣秀吉は、戦国大名の中でもトップクラスと言っても良いほど、備前焼との逸話が多い人物です。

むしろ、当時の備前焼を流行させたのは秀吉なのではないかと思える程、エピソードに事欠かきません。

そもそも、秀吉と備前焼の産地「岡山県伊部地区」との関係は古く、かの備中高松城の水攻めを行っていた頃から、支配下として影響を及ぼせた地域です。

史実では、羽柴秀吉が、織田信長から中国(毛利)攻めを命令されたのが1577年のことです。当時の備前地区を支配していた宇喜多氏が服属するのが1579年、そして本能寺の変と中国大返しが1582年ですから、おおよそその頃から、秀吉は実質的に備前地区を配下におけたと考えられます。
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当時の備前焼は、「壺・甕・すり鉢」が全国的に普及しており、西日本では圧倒的なシェアを誇っていた焼き物です。

また、千利休を中心とした「侘び茶」の流行によって、備前焼の建水や水指が茶会で多用されていました。

千利休の茶の湯の弟子でもあった秀吉が、そんな「大きな利権」を放っておく筈はないのではないでしょうか。

百聞は一見に如かずです。そんな秀吉と備前焼との著名な逸話やエピソードを、実際に見ていきましょう。

※ 時代背景を伺うエピソードとして、伝承レベルの逸話も含めて紹介しています。一部歴史の史実と異なる内容が含まれることがありますので、予めご了承ください。
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・逸話①:「城を落とすと備前焼の大甕を壊させた」

当時の備前焼の大甕は、大きい物では360リットル(2石)や540リットル(3石)もの容量がある巨大なものが伝来しています。また実際に、当時の城跡や寺社遺跡からは、大量の備前焼の大甕が出土しています。

これらに水を蓄えておくことで、水攻めや兵糧攻めをされても、城や関所で長期間籠城して抵抗することができたのです。

なぜなら、備前焼に入れた水は腐りにくいからです。それを恐れた秀吉は、敵の城を落とすと、備えられていた備前焼の大甕を片っ端から割って破壊させたと言われています。

・逸話②:「明智光秀を倒した後の山崎の茶会で備前焼の建水を披露」

1582年の11月7日に秀吉が山崎で茶会を開きました。客には、千利休(宗易)、津田宗及、今井宗久、山上宗二らが招かれています。

その茶会で秀吉は、備前焼の建水を用いました。1582年と言えば、本能寺の変が起こり、明智光秀を倒した年です。

その当時から、秀吉は、茶会で備前焼を愛用していたのです。

・逸話③:「北野大茶湯でも備前焼を披露」

1587年11月、京都北野天満宮境内にて、秀吉は大規模な茶会を開催しました。その名も「北野大茶湯」。この茶会を管轄したのが、当時の茶頭筆頭の千利休です。

この茶会で秀吉は、備前焼の筒花入を用いています。また、秀吉が所有する名物茶道具を披露した中には、備前焼の建水(武野紹鷗所持との伝来付)も含まれていました。

ちなみに、この茶会では、備前焼以外の国産の焼き物は使われていませんので、当時どれだけ備前焼が特別な存在だったかが伺えることでしょう。

それほど秀吉は、備前焼の茶道具に愛着を持っていたことが分かっています。

・逸話④:「征伐中も備前焼に夢中。窯を管理し、博多では名品を自ら発掘。」

秀吉は、備前焼の流通や管理にも指図を出しています。

それまで3つの大窯で焼かれていた備前焼の窯を1つに統合させて、過度な生産や流出を防いだり、備前焼の窯元や陶工に、窯焚きをするための燃料である松を、無料で採取することを認める文章を残していたりしました。

これらの行為からは、秀吉が、備前焼の保護と管理に興味関心を示していたことが伺えます。

すなわち、秀吉は、備前焼をただの茶道具としてではなく、「戦略的産業」として、支配しようとしていたのではないでしょうか。

・逸話⑤:「備前焼の中で眠る?棺桶は備前焼の大甕だった!」

なんと、豊臣秀吉は、自分の葬棺に備前焼の大甕を使っています。

死後も備前焼の中で過ごしたいという、秀吉の愛情表現かどうかは分かりませんが、備前焼は当時から「水が腐らない」「酒の味が変わらない」など、保存耐久性に優れていたことが知られていましたから、その効果にあやかって、防腐的な効能を期待したのかもしれません。

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どちらにしても、秀吉と備前焼は、出世時から死ぬときまで常に一緒であったと言っても過言ではない程、密接した関係性があったと考えられるのです。

このような「時代背景」を知っていると、当時の大名や武将を身近に感じたり、歴史の遺物(伝来品)に愛着を感じたりできるようになります。
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そんな、安土・桃山時代の備前焼を通じて、秀吉が生きた戦国時代に思いを馳せて見ませんか?

古陶磁鑑定美術館のホームページでは、書籍「古備前焼の年代鑑定」の出版記念展覧会として、豊臣秀吉が生きた安土・桃山時代から江戸時代にかけての古備前焼の名品を、オンラインで特別に公開中です。

戦国時代の茶人や大名は、一体どんな備前焼茶道具を使って、茶の湯を行っていたのか?

その答えを、実際の「伝来品」を通じてみることができます。
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ぜひ、ホームページをご覧ください。また、書籍「古備前焼の年代鑑定」を宜しくお願い致します。

古備前鑑定の専門研究美術館「古陶磁鑑定美術館」です。


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以下引用の導入コラムにて、『古備前焼を鑑定する際の5つの価値感』について解説しました。

【 記事引用:導入記事を読んでない方はこちらから

古備前焼に限らず、古美術品や骨董品の鑑定では、単純に年数や古さだけを見ている訳でなく、希少性や傷の有無や市場での人気など、総合的なバランスを評価して価値を判断します。

傷だらけの壺や破れた書物が、とても高額な評価になるのは、そのような理由があったのですね。

ということで、古備前(骨董品)がどのような要件で評価されているかを知ることは、古美術の世界や品物を、より深く理解する上で、非常に役に立ちます。


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そのため、その『5つの価値(要件)』について、それぞれ一つずつ詳しく紹介したいと思います。

5回目は、『市場性』についてです。

【 記事引用:1回目の記事(考古学的価値)を読んでない方はこちら

【 記事引用:2回目の記事(美術・芸術的価値)を読んでない方はこちら

【 記事引用:3回目の記事(希少性・希少価値)を読んでない方はこちら

【 記事引用:4回目の記事(保存状態)を読んでない方はこちら

「市場性=市場価値」とは、その古美術品の『需要と供給』や『人気・ブーム』などによる、需給環境を反映させた評価・査定(額)のことです。

市場性を考慮して決定される評価額であるため、「時価評価額」などと呼ばれます。

つまり、具体的には、足元の買取相場や業者市場・オークション等で売買される取引成立額のことです。

これらは、購入価格に対して、実際に日々売買されている取引データを比較して算出されます。具体的には、オークションの販売価格や、買い取り業者の査定価格や買取価格を基に、割引率(加算率)を加えて査定価格が決定します。


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そのため、直近で人気の高い古美術品は、購入価格よりも高くなる傾向がありますし、反対に、人気のない美術品やブームが落ち着いた美術品は、購入価格よりも査定が低くなる場合もあります。

具体例としては、近年中国の経済成長によって、中国関連の美術品が高騰している事例があります。20年ほど前に数百万円から数千万円で購入した中国の焼き物が、なんと数億円にも値上がりしているケースが多々あるのです。

もし、そのような品物を親や祖父母、先祖が保有していたら、「ラッキー」なんて思ってしまいがちですが、それには反面、リスクもあったりします。

そのような品があることを相続時に突然知ったとしたら、相続税が非常に高額になってしまうからです。それこそ、突然数千万円もの相続税が必要になってしまうケースだってあり得るでしょう。


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一方で、日本の茶道具などは、人口減少や高齢化による茶道人口の減少によって、近年は値下がりしている傾向があります。終活ブームやミニマリストなどの、「モノを持たない」生き方が流行していることも関係があるかもしれません。

時価ベースでは、昭和期やバブル期であれば、数百万円以上もした高価な茶碗や花入が、最近では数十万から百万円円程度と、実に半値以下にまで安くなっている品物もしばしば見られます。

古備前焼では、一級品や名品はほとんど値下がりしていませんが、時代の新しい作品や、伝来数が多い作品や、傷や直しがある作品は、やや値下がりが大きい印象です。

しかし、このような値下がり傾向が、永遠に続く訳でもありません。なぜなら、古美術品は、現存する数が限られた、言わば「限定品」だからです。

長い目で見れば、値下がりや売却の流行が一巡した後は、再び次の需要やブームが発生し、値上がりに転じていくことでしょう。


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時代のある茶道具や古備前焼の名品を手に入れたいと考えている方は、そうなる前の今のうちに、素晴らしい名品を一点、手元に入手しておくと良いかもしれません。

このように、「市場性」は、足元の古美術品の価格や価値に大きく影響します。

そのため、古美術品や骨董品を鑑定する際は、「市場性」を見誤らないように評価、査定する必要があるのです。

それらの流行やブームに気づかないまま、買い取り業者やリサイクルショップに安値で品を売ってしまうのは、とてももったいないことです。

何年かに一度は、必ずと言っていいほど、数百万円から数千万円にもなるような素晴らしい古美術品が、ネットオークションなどに数万円程度の捨て値で流出してしまっているのが現状です。


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そんなことをしてしまっては、せっかく長年引き継いだ「名品」が泣いてしまいます。

なので、お手持ちの古備前焼の鑑定は、ぜひ研究・調査の専門機関である古陶磁鑑定美術館にお任せください。
古陶磁鑑定美術館では、蒐集家やコレクターさまからの真贋鑑定依頼だけでなく、士業の方からの相続時の資産評価証明書(査定証明書)の発行も可能です。

また、古陶磁鑑定美術館のホームページでは、書籍「古備前焼の年代鑑定」出版記念展として、本物の安土桃山時代から江戸時代の古備前焼を特別に公開中です。


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ぜひ、古陶磁鑑定美術館のコラムや展示会を、今後とも宜しくお願い致します。

古備前鑑定の専門研究美術館「古陶磁鑑定美術館」です(写真:出版書)。
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下記コラムにて、『古備前焼を鑑定する際の5つの価値感』について解説しました。

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ということで、古備前(骨董品)がどのような要件で評価されているかを知ることは、古美術の世界や品物を、より深く理解する上で、非常に役に立ちます。

そのため、その『5つの価値(要件)』について、それぞれ一つずつ詳しく紹介したいと思います。
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4回目の今回は、『保存状態』についてです。

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「保存状態」とは、その古美術品の『瑕や破損』や『付属品の状態』を評価した時の価値になります。

オークションや美術品売買の現場では、「コンディションレポート」と呼ばれるレポートの記録で確認できます。
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古美術品は、どんなものであれ、長年に渡って存在してきた「歴史」があります。

古備前焼の場合では、古備前は、一般的に「江戸時代よりも前」に作られた備前焼を表しますので、最低でも、150年程度の時を経ていることになります。

これが桃山時代や江戸時代初期の慶長期頃になると、実に400年以上もの歴史があるのです。

そのため、その悠久の時間の中で、作品が傷ついたり、割れたりと、破損してしまうことも当然にあります。
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むしろ、普通に考えれば、そのような傷ついた品でも、現在まで残っている事の方が珍しいケースなのですが、その中でも「美術品」「文化財」の鑑定・評価となりますと、やはり「無傷・完品」である程、評価が高くなりますので、どうしてもそのような作品ばかりが求められてしまう現状があります。

陶磁器の陶片や破片をみて、「もしこれが完品なら、数千万円~数億円にもなる」というような話を聞くことがあるかと思いますが、それほど「傷物と完品」とでは、価値や評価に差が出てしまうのです。

例えば、古備前焼でも、傷やヒビが全くない完品であれば、数十万円から数百万円で売れるような品物でさえ、傷(ヒビや直し等)があるだけで数万円から数十万円ほどに下がってしまう程、傷は嫌気されます。

もちろん、茶碗や花入であれば、水が漏れてしまうような傷や破損は、致命傷と言えるレベルの瑕疵ですから、使用価値を考えれば、著しく価値が低くなってしまうのも納得できることでしょう。
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しかし、古美術品を長年鑑定していると「無傷完品の古美術品は驚くほど少ない」ことが分かります。

特に江戸時代の初期以前の作品は、乱世の戦国時代を経験していますので、完品どころか、伝来数自体が少なくなります。

前回の「希少性・希少価値」のコラムでも触れましたが、完品の斑唐津のぐい吞みは今まで4点しか見付かっていないほど貴重です。国宝の窯変天目茶碗も、世界で3点しか確認されていません。

そのため、実際は、安土桃山時代よりも前の作品であれば、多少の傷は容認される傾向があるのです。
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と言うよりも、その時代の完品を求めても、もはや「残っていない」のです。

なので、「傷物の状態」が評価を左右するのは、江戸時代は寛永年間~元禄年間以降の作品、主に「仁清」や「遠州好み」や「上手風」の作風が、特に顕著である、と認識しておきましょう。

焼き物で言えば、江戸時代の作品は、絵付けや色絵など雅で優美な作風が好まれましたので、傷やヒビが評価に影響が出やすいと言えます。同様に、中国陶磁や朝鮮陶磁なども同じような状態の評価がされやすい傾向があります。

つまり、時代や作品ごとで、「傷もの」の評価軸が微妙に異なりますので、それらの違いに注意して、保存状態を把握する必要があるのです。
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このように、古美術品の中には「保存状態」の違いによって、評価が大きく分かれてしまう物があります。

そのため、古美術品や骨董品を鑑定する際は、傷や直しなどの「保存状態」を見誤らないように評価、査定することが大事です。

それらの状態に気づかないまま、買い取り業者やリサイクルショップで品物を売買してしまうのは、とてももったいないことです。
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何年かに一度は、必ずと言っていいほど、数百万円から数千万円にもなるような素晴らしい古美術品が、ネットオークションなどに数万円程度の捨て値で流出してしまっているのが現状です。

反対に、程度のひどい傷物を、高値で購入してしまう失敗もあります。

そんなことをしてしまっては、せっかく長年引き継いだ「名品」が泣いてしまいますし、購入時は業者に不信感を持ってしまう事でしょう。
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そのため、お手持ちの古備前焼の鑑定は、ぜひ研究・調査の専門機関である古陶磁鑑定美術館にお任せください。

一件一件、プロが丁寧に、公正・公平な鑑定をさせていただきます。

また、古陶磁鑑定美術館のホームページでは、書籍「古備前焼の年代鑑定」の出版記念としまして、本物の安土桃山時代から江戸時代の古備前焼を特別に公開中です。
古備前焼の鑑定は古陶磁鑑定美術館。古備前鑑定委員会、古備前鑑定委員会鑑定書の鑑定から、古備前焼の査定評価まで、幅広い古陶磁・古備前焼の研究、調査、鑑定、分析事業を行っています。古陶磁鑑定美術館は、古備前焼の研究論文【古備前焼の年代鑑定】を出版しました。古備前建水、古備前花入、古備前水指、古備前茶碗、古備前茶入、古備前香合、古備前花生、古備前焼、古備前鑑定、古備前特徴、古備前見分け方、備前焼特徴、備前焼窯印、古備前窯印、古備前陶印、備前焼陶印
ぜひ、古陶磁鑑定美術館のコラムや展示会を、今後とも宜しくお願い致します。

古備前鑑定の専門研究美術館「古陶磁鑑定美術館」です。


古備前鑑定・査定の見方「希少性・希少価値」とは?古備前鑑定の古陶磁鑑定美術館が解説!古備前焼査定
 

下記コラムにて、『古備前焼を鑑定する際の5つの価値感』について解説しました。

【 記事引用:導入記事を読んでない方はこちらから

古備前焼に限らず、古美術品や骨董品の鑑定では、単純に年数や古さだけを見ている訳でなく、希少性や傷の有無や市場での人気など、総合的なバランスを評価して価値を判断します。


古備前鑑定・査定の見方「希少性・希少価値」とは?古備前鑑定の古陶磁鑑定美術館が解説!古備前焼査定
 

傷だらけの壺や読めない書物が、とても高額な評価になるのは、そのような理由があったのですね。

ということで、古備前(骨董品)がどのような要件で評価されているかを知ることは、古美術の世界や品物を、より深く理解する上で、非常に役に立ちます。


古備前鑑定・査定の見方「希少性・希少価値」とは?古備前鑑定の古陶磁鑑定美術館が解説!古備前焼査定
 

そのため、その『5つの価値(要件)』について、それぞれ一つずつ詳しく紹介したいと思います。

3回目の今回は、『希少性』についてです。

【 記事引用:1回目の記事(考古学的価値)を読んでない方はこちら

【 記事引用:2回目の記事(美術・芸術的価値)を読んでない方はこちら

「希少性」とは、その古美術品の『珍しさ』や『数の少なさ』を評価した時の価値になります。

なぜ、この「希少性」が評価されるのかと言いますと、古美術品は、どの作品であれ「過去の遺物」ですので、現存する数が限られた「財産」です。


古備前鑑定・査定の見方「希少性・希少価値」とは?古備前鑑定の古陶磁鑑定美術館が解説!古備前焼査定
 

例えば、底の割れた花入や壺は、水をはることができませんので、本来の使用価値はゼロと言えます。しかし、古美術の世界で、このような品物が高値で取引されるのは、使用する場合の価値よりも、「存在するだけ」で価値があるからなのです。

残存する数が多いうちは、どんなものでも安値で購入することができます。しかし、その数が少なくなり、残っている数よりも、欲しがる人の数の方が多くなれば、当然価格は高騰していきます。

しかも、現在の流行やブームと違って、どんなに人気が高まっても、新たに品物を作り出すことは贋作以外には不可能です。

なので、時には信じられないような高値にまで価格がつり上がってしまうのが、古美術品や文化財の特徴なのです。

しかし、ある意味では、それもその筈。

 

古備前鑑定・査定の見方「希少性・希少価値」とは?古備前鑑定の古陶磁鑑定美術館が解説!古備前焼査定


なぜならば、例えば、斑唐津の無傷のぐい呑みは、伝来品(発掘品でない作品)は、4点ほどしか存在しないと言われるほど、また古備前焼でも、本当の安土・桃山時代(天正年間1573-1596年)の茶道具向けの作品は、十点程度しか残っていないと考えられるほど、残存する数が少ないからです。

それだけ少ない上に、名品のほどんどが美術館や博物館に収まっている現状ですから、この希少性という価値が、なぜ重要視されているかが、イメージできるかと思います。

希少価値の傾向としては、基本的には、時代が古くなれば古くなる程、現在まで残っている数は少なくなりやすいため、価値は高くなりやすいと言えます。

 

古備前鑑定・査定の見方「希少性・希少価値」とは?古備前鑑定の古陶磁鑑定美術館が解説!古備前焼査定
 

そして、現在のコレクターや収集家の人気が高まる程、需要の増加によって相対的に希少価値が高まります。

このような関係性から、「希少性」=「希少価値」には、単純な数の多い少ないという評価だけでなく、足元の需給(人気や流行・ブーム)によって価値が変動する特徴があるのです。

このような背景を知っておくと、古美術品が信じられない程の高額で評価されている理由が分かってくるでしょう。

このように、「希少性」が高い作品は、現代においても非常に高く評価されています。


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そのため、古美術品や骨董品を鑑定する際は、「希少性・希少価値」を見誤らないように評価、査定する必要があるのです。

それらの価値に気づかないまま、買い取り業者やリサイクルショップに安値で品を売ってしまうのは、とてももったいないことです。

何年かに一度は、必ずと言っていいほど、数百万円から数千万円にもなるような素晴らしい古美術品が、ネットオークションなどに数万円程度の捨て値で流出してしまっているのが現状です。

 

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そんなことをしてしまっては、せっかく長年引き継いだ「名品」が泣いてしまいます。

なので、お手持ちの古備前焼の鑑定は、ぜひ研究・調査の専門機関である古陶磁鑑定美術館にお任せください。

また、古陶磁鑑定美術館のホームページでは、本物の安土桃山時代から江戸時代の古備前焼を特別に公開中です。


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ぜひ、古陶磁鑑定美術館のコラムや展示会を、今後とも宜しくお願い致します。

古陶磁鑑定美術館は、古備前焼や古陶磁器の研究・調査・分析・鑑定を行う美術館です。

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今後とも、古陶磁鑑定美術館をよろしくお願いいたします。

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前掲のコラムにて、『古備前焼を鑑定する際の5つの価値感』について解説しました。

【 記事引用:導入記事を読んでない方はこちらから

古備前焼に限らず、古美術品や骨董品の鑑定では、単純に年数や古さだけを見ている訳でなく、希少性や傷の有無や市場での人気など、総合的なバランスを評価して価値を判断します。

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一見すると、パッとしない壺や汚れた書物が、とても高額な評価になるのは、そのような理由があったのですね。

ということで、古備前(骨董品)がどのような要件で評価されているかを知ることは、古美術の世界や品物を、より深く理解する上で、非常に役に立ちます。
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そのため、その『5つの価値(要件)』について、それぞれ一つずつ詳しく紹介していきたいと思います。

2回目の今回は、『美術的、芸術的価値』についてです。

【 記事引用:1回目の記事(考古学的価値)を読んでない方はこちらから

「美術的、芸術的価値」とは、その作品を『美術品、芸術品』として評価した時の価値になります。
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例えば、その作品が、使用することを目的とした生活容器(雑器)だった場合、美術品としての価値はないと判断されます。焼き物の場合は、「壺・擂鉢・甕」などが生活容器に該当します。これらは、当時の庶民が生活のために使っていた器ですので、伝来品も多くなる傾向があります。そのため、過去の実用品として評価されるのです。

一方で、大名や公家が、自分の屋敷の襖や屏風の絵などを絵師に発注して、特別に作らせたような作品や、茶道具として作られた一点物の品物は、芸術性・美術性が高い品と評価されます。
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一般的に、日本の古美術品で芸術品や美術品として評価される品物は、「仏像や調度品等の仏教美術品」、「儀式や祭事関連の伝承品」、「茶道具」、「掛け軸・襖絵・屏風」、「献上品・特注品」などがあります。

もちろん、作品の出来の良し悪しや作者、時代によって、これらの評価も変動しますが、ざっくり説明すると、美術的価値のある品とそうでない品との差は、このような点になります。

そのため、同じ時代の品物でも、「実用品」と「芸術品」とでは、価値が大きく開いてしまうのです。
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例えば、テレビの鑑定番組や査定番組などで、古い壺や壊れた壺の価値が、何十万円という高値で評価されていることがありますが、あれはあくまでも「古い時代の焼き物」という、その年数や歴史の価値(≒考古学的価値)だと考えるべきでしょう(茶道具に転用された品など例外はあります)。

なぜなら、もし、その壺と同じ年代(例:桃山時代など)の美術品であれば、その価値は、実用品の数十倍や数百倍、すなわち数千万円から数億円にもなってしまうからです。
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このように、「美術的・芸術的価値」というものは、現代において非常に高く評価されています。

そのため、古美術品や骨董品を鑑定する際は、「美術的・芸術的価値」をもっとも見誤らないように評価、査定する必要があるのです。

それらの価値に気づかないまま、買い取り業者やリサイクルショップに安値で品を売ってしまうのは、とてももったいないことです。
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何年かに一度は、必ずと言っていいほど、数百万円から数千万円にもなるような素晴らしい古美術品が、ネットオークションなどに数万円程度の捨て値で流出してしまっているのです。

そんなことをしてしまっては、せっかく長年引き継いだ「名品」が泣いてしまいます。
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なので、お手持ちの古備前焼の鑑定は、ぜひ研究・調査の専門機関である古陶磁鑑定美術館にお任せください。

また、古陶磁鑑定美術館のホームページでは、本物の安土桃山時代から江戸時代の古備前焼を特別に公開中です。
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ぜひ、古陶磁鑑定美術館のコラムや展示会を、今後とも宜しくお願い致します。

古備前焼には、「陶印」または「窯印」と呼ばれる「刻印」が付いていることがあります。

桃山建水 備前桃山建水 古備前建水 古備前桃山建水 古備前水こぼし 桃山備前 古備前桃山時代 桃山時代備前焼 桃山時代備前建水

この「印」は、「陶印(とういん)」「窯印(かまじるし)」と読み、作品の作者や注文主を見分けるために刻印されたと考えられています。

備前焼は、室町時代頃から江戸時代の末期まで、「大窯」と言う共同窯で焼いていましたので、その中で作品を見分けるために「陶印・窯印」が必要だったのです。

古備前焼鑑定の伝来伝承を継承

そんな「陶印・窯印」ですが、時代や陶工の違いによって、特徴や傾向が大きく異なるため、古備前焼の鑑定をする上で、非常に有効な手掛かりになります。

 

そこで今回は、時代年代別での古備前焼の陶印・窯印の特徴を、実際の古備前焼の画像を使って解説していきます。

画像3

明日からの鑑定や時代判別で、即時に使えるお宝情報ですので、ぜひ最後までご覧ください。

 

では、早速、時代ごとの陶印・窯印を、順番に紹介していきます。

年代区分表

 

■室町~安土・桃山時代の窯印

 

古備前種壺 古備前壺 古備前波状文壺 古備前窯印壺

 

~室町時代末期(安土・桃山時代初期)頃の「陶印・窯印」は、胴部に大きな記号のような印を彫り込んでいます。特に壺や甕などの作品には、ほとんどと言っていいほど、窯印のようなマークが彫られています。

 

■安土・桃山時代の窯印

 

桃山建水 備前桃山建水 古備前建水 古備前桃山建水 古備前水こぼし 桃山備前 古備前桃山時代 桃山時代備前焼 桃山時代備前建水

陶印窯印古備前尻張徳利

 

安土桃山時代に入ると、「陶印・窯印」は、室町期の面影を残しつつ、小型化、装飾化、そして目立たない高台(底部)への彫印に変わっていきます。この頃から千利休が主導した侘び茶が流行しました。備前焼が茶道具として使われるようになり、外見にも「美的」意識を持ち始めたのかもしれません。

 

■桃山~江戸初期(慶長期)の窯印(※後時代と一部重複あり)

 

陶印窯印古備前平水指

陶印窯印古備前筒水指

 

慶長年間(1596年から1615年)は、安土・桃山時代の末期から江戸時代の初期に渡る時代で、豊臣秀吉の没年や関ヶ原合戦から、大阪夏の陣までの期間に相当します。この期の「陶印・窯印」は、後半になる程、小さく、また目立たない箇所へと押されるようになります。

 

■江戸初期~中期の窯印(※前時代と一部重複あり)

 

陶印窯印古備前透かし彫り花籠

陶印窯印古備前細口花入(献上徳利)

 

元和年間~寛永年間頃には、桃山時代以前の「陶印・窯印」の面影がなくなり、洗練されたデザインのような「押印」が押されるようになります。元禄期頃には、ほとんどすべての印が、判印によるものになります。

 

■江戸後期~末期の窯印

 

陶印窯印古備前筆立硯屛

 

江戸後期~末期の「陶印・窯印」は、複雑な印影やデザインが見られ始め、彫銘なども彫刻されるようになります。単に見分けるためと言うよりも、作者が銘を入れる使い道へと意味合いが変わってきていることが分かります。


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このように、実際に「古備前焼の陶印・窯印」を画像で見ただけでも、大きな違いがあることが分かるかと思います。

 

そうなのです。刻印されている「位置」や「大きさ」や「方法」が明らかに異なっていますね。

画像13

次は、これらの特徴を、時代別で詳しく解説します。

 

●陶印・窯印の特徴①:「大きさ」
 

時代が古いほど、単純で大きめの印で、時代が下る(新しい)ほど、複雑で小さめの印になる傾向がみられます。だいたい江戸初期(慶長期)頃から小さくなります。

 

●陶印・窯印の特徴②:「位置」
 

時代が古いほど、胴部や肩部など、目立ちやすい場所に印が入れられています。室町時代~安土・桃山時代の古備前焼の中には、複数の窯印が入った作品も見られます。これが江戸時代になると、目立たない腰部や高台(底部)に印が入れられるようになります。

 

●陶印・窯印の特徴③:「櫛目/箆目(彫り)・判印」
 

時代が古いほど、箆目や櫛目で豪快に彫っています。これが桃山時代後期から慶長期頃になると、徐々に判印が現れ始め、元禄期頃には、ほとんどが判印の陶印・窯印になっていきます。

 

これらが、陶印・窯印の時代別の特徴です。

画像14

もちろん例外や、陶印・窯印のない作品も多数ありますが、これだけ特徴や傾向があり、また窯元や陶工によってデザインは千差万別ですので、ぜひ作品だけでなく、「陶印・窯印」も含めて、古備前焼を愉しんで頂きたいと考えています。

 

ちなみに、作品よりも、「印」の方を重視してしまう数寄者もいるほど、「陶印・窯印」の世界は魅力的です(笑

見込み窯印 見込み陶印 古備前桃山茶陶 古備前 桃山備前

あなた好みの、古備前焼の醍醐味を見つけることも、数寄の一興と言えるでしょう。

 

古陶磁鑑定美術館のホームページでは、安土・桃山時代から江戸時代にかけての古備前焼の名品や陶印・窯印の解説を展示しています。

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古備前焼の研究論文「古備前焼の年代鑑定」も発売中ですので、ぜひご覧ください。

古備前鑑定の古陶磁鑑定美術館です。

古備前焼鑑定査定評価の要点とポイント

前回は、『古備前焼を鑑定する際の5つの価値』について解説しました。

 

古備前焼に限らず、古美術品や骨董品の鑑定時は、単純に年数や古さだけを見ている訳でなく、希少性や傷の有無や市場での人気など、総合的なバランスを評価して価値を判断していたのです。

古備前花入 古伊部花入 古備前花生 古伊部花生 古備前掛花入 古伊部掛花入 古備前掛け花生 古伊部掛け花生 古備前掛け花入 古伊部掛け花入

一見すると、パッとしない壺やお皿が、とても高額な評価になるのは、そのような理由があったのですね。

 

古備前(骨董品)がどのような要件で評価されているかを知ることは、古美術の世界を理解する上で非常に役に立ちます。

古備前焼鑑定査定評価の要点とポイント

そのため、今回からは、その『5つの価値(要件)』について、それぞれ一つずつ詳しく紹介していきたいと思います。

 

最初は、『考古学的価値』についてです。

 

「考古学的価値」とは、文字通り、歴史を考察する上での一時資料(時代資料)としての価値のことです。

花籠 古備前花籠 古伊部花籠 古備前花入 古備前透かし彫り 透かし彫り花籠 古備前元和年間 古備前寛永年間 古備前鑑定 古備前鑑定委員会 古陶磁鑑定美術館

つまり、「歴史的な価値」と言えます。

 

この歴史学的価値は、原則「古ければ古い」ほど、価値が高くなる傾向があります。

 

なぜなら、古いほど現代まで残っている残存数が少なくなることも関係しますし、古い時代の歴史ほど未解明の謎が多くなるため、歴史学的資料としての価値が高くなることも関係します。

画像6

考古学の世界では、例えば、桃山時代の大名の「黄金の鎧兜」と、同じ時代の武将が書いた「書」が出てきた場合、後者の「書」の方が、価値が高いと判断されるケースだって普通にあり得るのです。

 

以下の事例で考えてみましょう。

角徳利 保命酒徳利 古備前角徳利 備前角徳利 古備前保命酒徳利 古陶磁鑑定美術館 古備前焼の年代鑑定 古備前江戸末期 古備前江戸時代 古備前鑑定委員会

美術、骨董的観点から見れば、戦国大名の黄金の鎧兜なんてものが存在したならば、それは物凄い金額の鑑定になるだろうことは言うまでもありません。

 

しかし、考古学的価値で見た場合は、あくまでも豪華な「戦国時代の鎧兜」であり、当時の伝来品は多く残っているため、特に珍しくもない品と評価されてしまうのです。

古備前花入 古伊部花入 掛け花入 掛け花生

後者の「書」の場合は、美術的観点で見れば、あくまでも「桃山時代の書」であり、見た目の美しさや、書き手の著名さ(信長など)がなければ、それほど価値は評価されません。

 

しかし一方の考古学的価値で考えた場合、その書に、例えば「関ヶ原合戦」につながるような内容が書かれていたり、武将同士の同盟を証する書面だったり、未解明の歴史を明らかにするような内容だった場合は、途轍もなく高い評価がなされるケースがあり得るのです。

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このように、「考古学的価値=歴史的価値」とは、単純に古ければ良いと言うだけではなく、その中身を評価していくと、より深い古美術品の価値が鑑定できるようになります。

 

美術館や博物館の学芸員の方や鑑定士の方以外の、コレクターや収集家の方や数寄者や茶人の方でも、これらの知識は役に立つでしょう。

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ぜひ、古陶磁鑑定美術館のコラムを今後とも宜しくお願い致します。