古備前焼は、江戸時代以前に作られた備前焼のことです。
古備前焼は、現在の備前焼と異なる焼き方をしていました。それが大窯による共同焼成です。
当時は、備前焼の窯元や陶工たちが集まって大窯と呼ばれた共同窯を所持して、そこで一緒に古備前焼を焼いていたのです。
そのため、古備前焼には、大窯ならではの力強い焼け肌が見られると言われ、大変重宝されているのです。
代表的な作品は、やはり中世時代から作られていた「壺」、「甕」、「すり鉢」の三種の神器でしょう。
代表的な焼け肌の特徴は、「胡麻(ゴマ)」「緋襷(火襷)」「牡丹餅」「さんぎり」「窯変」「青備前」「紫蘇色(黒紫色)」「赤褐色」などです。
これらは、技法や焼成方法の違いや、土の練り方によって異なる景色を生み出していました。
また、時代ごとの流行に合わせて、伊部手や塗り土、細工物などを開発しました。
古陶磁鑑定美術館では、古備前焼の研究、調査、鑑定、保全、展示、継承を行う美術館です。
ホームページにて、安土・桃山時代から江戸時代にかけての古備前焼の名品を特別に公開中です。
古備前焼の特徴や、窯印などの見分け方や鑑定方法も解説していますので、ぜひご覧ください。









