幼い頃から私にとって姉は不思議な存在でした。
姉は家族との会話も余りなく自分の場所に閉じこもって本ばかり読んでいました。

小学生の頃、本を読みながら歩いていて危ない!と近所の人から母親に注意された程でした。

姉の言動は私からすると不思議でならない💧
大人になってからは憎しみも感じる程で年老いた母親に対してよくもまあそんな非情な切り捨て方ができるものだと姉の言動に苦しんできました。


ついこの間のこと、姉と正面から向き合う機会がありました。
どうも、自分の娘達からも他人からも変わってる!ワガママが過ぎる!とよく言われると姉自身、自覚していることが判明しました。

そして去年亡くなった義理兄からもず~っといろいろ注意されていたけれどとうとう直せなかったと姉の口から聞きました。

そうだったんだ!
姉は発達障害を抱えていたんだ。
そういえば、いろいろな言動から照らし合わせると発達障害を持っている方達と重なる特徴が沢山ある。
姉は分かっていて意地の悪い性格からの言動ではなく、理解できないことがあったりしないのではなくできないんだったのだ。

やっと姉のことを少しは理解できる。姉を憎まなくてすむ。という安堵感の様な感情が芽生えてきました。

これで姉に対する対処法が見つかるし優しくできるとほっとしました。

長い道のりでした。