中学生の頃にバンタムボロンが登場し、喉から手が出るほど欲しかったのですが、あまりに高額で当然手に入れることはできませんでした。
その頃からボロンという響きが堪らなく好きで、憧れは日に日に強くなります。
そんな時期にオリムピックから驚愕なロッドがリリースされます。
その名もマーキスボロン!!
画像検索しても、ほとんどヒットしないレアなロッドでグリップはオールウッド。
その後、ボロンロッドは憧れのまま終わりますが、フェニックスからボロンロッドがリリースされます。
しかし、4万円台という価格設定に手も足も出ません。
数十年後…
中古ショップが増え始め、当時の価格を知る自分には、驚くほど安価な価格でフェニックスロッドが売られていることを知ります。
55Lや60ULはそんな低価格時代に手に入れることができました。
ただ、ブランクの自重とフジグリップの相性はイマイチだと思っていまして、改造も考えましたが、この造形美を崩したくないという思いは強く、改造できずにいました。
そんな時にグロウアップさんの不死鳥スピニングブランクと出会うことになります。
スピニングロッドといえば、トルク不足では?と不安視されますが、ゴーマルクラスを掛けてもボロン含有率の高さから、ロッドは負けないことを体感します。
そして1/4oz~5/8ozまで幅広いルアーを快適にキャストでき、且つ操れるところが最大のキーポイントです。
色んなロッドを所有していますが、ルアーをどの重さに変えても、快適にキャストできて、アクションを楽しめるロッドになると、ほとんどありません。
不死鳥のスピニングはそれを可能にする数少ないブランクだと思います。
今シーズンも活躍させたいと思います♪