
その出来事とは1995年2月まで遡ります。
今から約21年前、時折、雪が舞い散る、とても寒い日に兵庫県の加古川へ!
真冬の寒さのなか、どうしてもシーズンを待ちきれず、単独釣行へ出掛けました。
冬場は草も枯れ、比較的足場もよく、釣りはしやすい環境でしたが、一部テトラポットが点在。

繰り返しキャストするものの、対岸まであと数メートルがどうしても届かない。
仕方ないので、テトラポットに飛び移り、キャストすると狙っているスポットにルアーは着水。
調子にのってテトラポットを軽快にジャンプしながら、釣り歩いていると、あるテトラポットに飛び移ったとき、、、
少しバランスを崩したので、後ろに振り返り元の位置へジャンプしましたが、距離が足らず腰まで、ドッボーン!!
おそらく、気温、水温共にひとケタ((((;゚Д゚)))))))
必死に上陸しましたが、とにかく寒くて、身の危険を感じたので、車に戻り、ズボンを脱いでヒーター全開!
しかし、脱いだズボンは一向に乾かない。
時間は朝の7時前。
ズボンを買うにも10時開店!
まだ3時間もある(>_<)
さすがに車の中でパンツ1枚は怪しいので、ズボンの身代わりを探しにコンビニへ車を走らせることに!
そして、まだ乾いていないズボンを履いて店内へ!
何か、代用になるものはないかと必死に探しますが、それらしいものはありません。
しかし!!カッパ発見!!
直ぐ手に取りレジへ行こうとすると、
なんと~ポンチョ型~(泣)
そこで、目にとまったのが、
パ・ン・ス・ト ( ̄◇ ̄;)

とりあえず、肌色系は避け、黒色系を選び急いでレジへ!
しかし、レジには若い女性が、、、
まるで罰ゲームのような状況でしたが、勇気を出して黒いパンストを差し出すと完全に変態扱いです。
微妙な雰囲気のなか、おつりは手のひらに落とすように渡されました。
とりあえず、人目につかない場所に車を停め、後部座席に移動してパンストを履いた!
おぉ~これは暖かい!!
世の中の女性がパンストを履く意味を初めて知った瞬間でした!
さすがに、この姿で釣りをする訳にもいかず、自宅に戻り、パンスト姿の僕を見た妻は呆然と立ち尽くしていました(笑)
しかし、生まれて初めてパンストを履きましたが、なかなかのものでしたよ(笑)
早朝に落水された場合は是非ともパンストをお勧めします(笑)
ちなみに、この経験以降、夏以外は予備のジャージを積んでいます。