

素材変更によりロッドそのものは軽くなったものの張りが強くなり、軽量ルアーのキャストは少々厳しいですね。

僕個人としてはロッドに負荷を掛けたとき、素直に荷重がかかり、曲がってくれる方が好みですが、このロッドは張りが強いため、クランクやファーストムービング系に最適です。

但し、着水後にルアーを引いてくるときの感度はこちらの方が優秀なのですが、、、
デビュー当時はルアーやリグの種類が増え始めたこともあり、それに対応するべく素材変更に至ったのではないでしょうか。
このロッドには2500Cを載せています。
相性は抜群です!


ただ、この時代は新旧切り替わりの年ということもあって、アドミニレーションシリーズとワークスシリーズの2種類が存在。

あくまで想像ですが、ワークスは少しトーナメントを意識したロッドなのかも知れませんね。

といっても、最近の最新ロッドに比べるとマイルド感はあり、トップでも使用できます。


ミスタードンは機種ごとにデザインを変更していますが、当時のデザイナーさんのセンスの良さが今も光ります。